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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研が心の支えになった

奇跡の瞬間「開成でいく」

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
2月3日、開成中学の階段を降りる途中、子供が自分の受験番号を見つけ、子供と抱き合って喜んだことは一生忘れられません。

子供の努力が報われたこと、子供が塾に行きたがらず一緒に歩いたこと、駅の改札で子供を毎日のように迎え、幸せを感じつつも大変だったこと、様々な思い出が走馬灯のように頭の中を流れました。

ただ、嬉しかった。その感情を強く覚えています。

元々、塾に入る予定はなく、小学校三年生の時に、日能研の「未来をつくる学びテスト」があるのを新聞で知り子供に話しました。子供が「受けてみたい」と言ったので、そこから「特別学習支援制度」を利用し入塾したのが始まりです。

四年、五年、六年と進むにつれ、塾の日数も増え、子供の負担を考えると中学受験の勉強を続けることに葛藤も多かったです。しかし、親の想像を超えて子供が強くなってきていることを感じ、子供を信じ日能研を信じ、お任せしました。

五年生の時、学園祭、そして在校生の話を聞いて、第一希望は開成に決まりました。国語の成績が合格ラインに届いてなかったのですが、「開成でいく」という子供の気持ちを第一に考え、希望校が変わることはありませんでした。

そして、本番試験の開始を迎えました。

12月、1月の試験では、凡ミスが多く不合格もありましたが、試験を重ねるごとに凡ミスの数が確実に減ってきていました。

複数校を受験することは本当に大変ですが、子供は試験を受けるたびに、図太く試験慣れしてきましたので、やはり複数受験は必要だったと感じています。(試験当日の電車の中で、今日はどこに行くのか?と子供から聞かれ、笑い合ったこともありました。)

試験会場前で、日能研の先生方に励ましの言葉やアドバイスを頂けたことも親としてはとてもありがたかったです。本当にありがとうございました。

後日談ですが、試験が全て終わった後、子供に日能研を続けて良かったか確認したら、「合格したから続けて良かった」という言葉をもらい、少し安心したことも付け加えておきます。

中学受験をしたことで、子供の成長を間近で見られたことは大きな喜びでした。これからの長い人生、子供に多くの困難が立ち塞がると思いますが、中学受験を乗り越えたという自信と経験が本人にとって大きなプラスになると思います。

これから中学受験をお考えの方へ
中学受験は子供の成長を実感できる大変良い機会と思います。
親子ともに大きな負担もあると思いますが、子供は中学での新たな生活をとても楽しみにしており、挑戦する価値はあると思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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