「僕は男子校に行きたい!」
息子のその一言がきっかけでスタートした中学受験への道でしたが、記念祭や説明会に足を運ぶ度に、すっかり親子共々武蔵中学のファンになってしまい、憧れから第一志望の熱望校となっていきました。
4年で入塾した時の偏差値は52。
憧れを目標に変えられるよう頑張り、5年の終わりには平均61までなんとかあげることができました。
でも武蔵の予想R4は64。
6年ではもちろん武蔵日特を選択しましたが、正直不安でした。
算数で合否が決まると言われながらも、いつも足をひっぱるのが、その算数。
記述も苦戦してこのまま武蔵を受けるのは無謀ではないかと親の私のほうが弱気になり、何度か室長やスタッフの先生方に相談しました。
しかし、息子のやる気は十分だったことと、先生方が「最後まで伸びますからこのままいきましょう!」とデータを示してくれながら、いつも励ましと後押しをしてくださったことで、12月の公開模試でやっとR4偏差値に届くことができました。
過去問に関しても初めは半分もとれず、どうなることかと思っていましたが、5年分をやりきる頃にはやっと合格最低点をクリアできるようになり、国語と算数を10年分やった頃には合格者平均点をクリアできるまでになりました。
1月に入ってからの集中力は特にすごく、とにかく過去問を繰り返し、講評(武蔵中学発行の過去問の解説)を読み込み、意気込みをすごく感じることができました。
そして迎えた2月1日。
試験を終えた息子は「全力を出しきることができた!」と達成感いっぱいで出てきました。
あとは結果がついてきてくれたら、と祈るのみでしたが、2日夕方の校内掲示発表はやはり怖くて見に行けず、3日朝のWeb発表まで夢をつなぐことにしました。
ここまで1月に1校合格と、1日午後受験した1校の合格をもらっていましたが、2日に受験したところは手応えがなかったと言っていたので、夕方の発表に弱気になっていたからです。
そして3日朝のWeb発表。
「合格」です。
おめでとうございます。
とパソコンの画面いっぱいに願っていた結果がありました。
やったー!受かったー!
もううれし涙がとまりませんでした。
これまでの努力が報われた瞬間でした。
それからすぐに武蔵中学に飛んで行き、掲示板を何度も確認して改めて合格を実感してきました。
長かった3年間の塾生活でしたが、1月入試が始まって不合格だった時も気持ちの立て直しやアドバイスなど、いつも室長はじめスタッフの先生方には親身になって支えていただきました。
武蔵中学合格まで導いてくださり、本当にありがとうございました。
感謝申し上げます。
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