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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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執念と結果(双子の受験奮闘記)

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:
我が家は、双子の娘が受験に挑みましたが、二人とも素晴らしい経験と受験結果を得ることができました。
我が家は奇跡のような結果が得られましたので、再現性があるとは言い切れませんが、我が家の経験からお伝えできるメッセージを残したいと思います。

これから受験を迎える皆さんにお伝えしたいのは、
・一番行きたい学校は、絶対に諦めない(最後の最後までやりぬく)
・一番行きたい学校は、とことん好きになって、とことん研究して、とことんやりつくす
・親としては、時間管理と優先順位のPDCAを回す
です。

姉は、神奈川大学付属(私立の第一志望)に、妹は神奈川県立相模原中等(公立の第一志望)に合格・入学することになりましたが、二人共、受験勉強期間中は、R4偏差値に一度も到達することはなく、偏差値で5-6ポイントくらい下のところを彷徨う成績でした。

1月受験が二人共失敗に終わり、親子ともに焦りがありましたが、残された期間を志望校に向けて毎日丁寧に勉強をしていきました。
時間が限られるため、無駄な時間が発生しないように、勉強内容の優先順位、時間で区切って解くべき問題と解かない問題の整理、各校の受験問題の傾向、娘の強み・弱み、弱点の強化、など、毎日親子4人で必死に、でも焦らずにやりました。
また、睡眠時間をどうしても削りたくなるなかで、7時間は絶対に寝させようと、毎日22:30まで勉強して、朝は5:30に起きる生活を家族でしていました。

2/1からの受験は、毎日が精神的にフラフラになりそうな日々でした。
毎日二人のどちらが合格し、どちらかが不合格になる。そんな日々でした。

姉の方のお話をすると、
2/2に受けた神大付属A日程は、妹は無事合格できたのですが、姉は落ちてしまいました。。。
この時、他の学校の合格ももらえていたので、2/5のC日程を受けることもできましたが、競争率も非常に高いし、これだけつらい日々を送るのであれば、もう諦めても良いのではないかと、父親としては思っていました。
しかし、姉は、「絶対合格したいから頑張って受ける!」と言ってきました。

そうなれば、親としても肚をくくるしかありません。
2/4は、一日ずっと日能研で弱点を補強していただき、対策講座をやっていただき、普段は授業を受けていない先生からも指導をいただき、できる限りのことをやりきって2/5を迎えました。
2/5は、受験会場には一番に到着するくらい気合を入れて早く向かいました。
姉も最後までやり抜く気合の入った表情で試験を受けに行きました。

競争率の高さから、「落ちていたとしてもやれることをやりきった」という思いで夫婦でWebで結果を見ました。
結果は、見事、合格。

最後まで頑張りぬいた姉と、最後までご支援をしていただいた日能研のスタッフ・講師の皆様に感謝・感謝の気持ちでした。

妹の方は、
2/2に無事に神大付属の試験の後、最後の最後、相模原中等に向けての対策をやりきりました。
相模原中等は、午前は筆記試験。午後はグループ活動(ディスカッションなど)です。
筆記試験対策はもちろん、グループ活動の配点が高く、あらゆる可能性をシミュレートして準備をしました。

妹は、絶対に相模原中等に本当に行きたい!という思いがあり、当日午前の筆記試験が終わった後、グループ活動まで3時間以上あったのですが、その時間を全てグループ活動対策に時間をあてました。
周りの受験生が本を読んだりしている時間に、誰よりも準備に時間を掛け、実際のグループ活動でも、かなり積極的かつ周りの人たちを巻き込みながら議論を進めたことで、自分なりにやりきったという感覚で試験を終えることができました。

相模原中等の受験結果は、2/10と試験から一週間たってからでした。
この日は、Webでも見れましたが、妹と妻と一緒に学校の結果の掲示を見に行きました。
運命の瞬間、受験番号を必死に探す。

「あ!あった!」

これほど嬉しい瞬間に親子で巡り会えるとは思いもしませんでした。
妹は、公立向けの模試でも、日能研の偏差値でも合格ラインにたどり着くことはありませんでしたが、最後の最後まで諦めずにやりきった執念が合格をもぎ取ることができました。

ということで、我が家は双子の受験ということで、苦労も2倍、喜びも2倍(いや2乗!?)でした。
偏差値を超えたジャイアントキリング(2月の勝者風?)を実現することができました。

この受験の中で学んだことは、
・子供たちがあきらめずに最後までやりきることが結果を生み出す
・親としては限られた時間を何に投下すべきか徹底的に時間管理すべき(我が家は30分単位で区切った一週間の時間管理表を二週間に一度以上の頻度で更新してきました)
というところでした。

これからの受験を迎える皆様も、頑張って、信じて、やり抜いてください。
我が家も三女が受験を迎えます。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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