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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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入試大一番、前日の運動で熟睡し合格を勝ち取ることができました

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
我が家の息子の中学受験がようやく終わりました。
日能研の先生・スタッフの方々には大変お世話になりました。
これから受験に向けて準備を進める方の参考にして頂ければと思い、
第一志望校の合格を勝ち取る上で重要だったと感じたことをご紹介させて頂きます。

◆2月受験が始まると睡眠が浅くなった
普段の日能研のテストでも、前日は9時間を目途にしっかり睡眠をとっており、
入試でも同様に9時間の睡眠時間を確保して臨みました。
1月のお試し受験の2校は、事前に予想していたレベルの得点ができ、無難に通過することが出来ました。
ところが2月1日からの本番受験が始まると、問題の読み取りミスがポロポロと出始めました。
本人に思い当たる原因を聞くと「眠りが浅い」と言いました。
確かに私も思い当たることがありました。
私は夜中に1度くらいはトイレに行くのですが、息子が寝ている部屋の横を静かに通り過ぎるときに、
普段は息子は全く反応せず、ぐっすり眠っています。
ところが2月受験が始まると、私が通り過ぎるタイミングで寝息が粗くなったり、寝返りをうったりして、眠りが浅いと思われるような反応があったのです。

◆第一志望校での痛恨のミス
まず2月1日の第二志望校の試験では、ある算数の図形問題で、
(1)では正しい条件で解いていたのに、(2)と(3)は別の条件で勘違いして解いてしまったりしてしまいました。普段はあまり見られなかったつまらないミスです。
2日は第一志望校の第一回の試験でしたが、算数の歩行速度問題の読み取りミスに途中で気づき、
10分近くの時間をロスしてしまいました。その結果、自己採点では14点不足で不合格となりました。
同じような睡眠時間をとっていても、緊張、興奮、不安などのためか眠りが浅くなり、
注意力が働かずもったいない失点をしまっていたようです。

◆心地よい疲れを感じる程度の運動で熟睡
息子に1月受験で特に調子が良かった2校目は何故良かったのか尋ねたところ、
「前日に2時間くらい散歩してぐっすり眠ったのが良かったかも」と言いました。
第一志望校は4日の第二回で再挑戦できるので、3日午前の試験が終わった後、
夕方までに2日の試験の振り返りを済ませ、1時間ほどかなり速いペースで自宅周辺を歩き回りました。
その効果だと思いますが、4日の朝目覚めたときは「今日はぐっすり眠れたよ!」と起き上がり、
第一志望校の再挑戦に臨むことが出来ました。
試験が終わると、第一回の時とは全く違う明るい表情で会場から出て来ました。会心の出来だったようです。
息子の話によると、睡眠を十分とったときは、算数のミスが出にくいだけではなく、
国語の文章の意味もすらすらと頭に入ってくると言っています。

結果として、第二回は自己採点が出来ていませんが、手ごたえ的には合格ラインを20点程度はオーバーし、
合格を勝ち取ることが出来ました。前日に運動をさせていなかったら、
合格していなかったかも知れません。
入試期間中の運動と睡眠は是非お気を付けください。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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