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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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3年間を振り返って

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:
日能研のお蔭で、とても良い結果に終わりました。
第一志望の早稲田実業を含め、7校受けて7校から合格をもらいました(他に、慶應中等部は一次を通りましたが二次は辞退しました)。
1つくらい落ちても良い経験になったかも?と贅沢なことを思えるほどでした。
以下に、この3年間を思い返して、思いついたことを書きます。少しでも参考になれば嬉しいです。

【4年生~】
・4年生に入塾しましたが、娘は、宿題をやらずに塾に行くことはできない性格だったので、宿題は必ずすべてやり、また、復習したほうが良いと先生に言われたところも必ずやっていました。
そういう、真面目にコツコツとやる性格が、良い結果につながったのではないかと思います。

・2週間に一度ある育成テストは、土曜日に丸一日かけて父親と一緒に勉強し、日曜に受けていました。
5年生になると順位で席が変わるようになり、それもモチベーションアップにつながっていました。
テストのための勉強を2週間に一度一生懸命やったことは、実力向上につながったのではないかと思います。

・3年間を通して、やはり、一番点差がつくと言われており、且つ早実は難しいと言われている算数の勉強に、一番時間をかけました。

・国語は宿題はやりましたが、算数に比べると、勉強する時間はかなり少なかったです。
4年生くらいまで、本を読むことが好きでたくさん読んでいたので、点が良いのはその影響もあるのかな?と思いました。

【6年生~】
・6年の夏休み前に算数の先生に、他教科との勉強時間のバランスを聞いたところ、他教科は最後の追い込みがきくけれど算数はきかないので、6年の夏休みは算数を中心にやって、仕上げたほうが良いと言われました。
その通りにしましたが、終わってみれば、本当にそうして良かったと思いました。

・過去問も、やはり算数を重視しました。第一志望の算数は10年分、他教科は3~5年分を。
算数は見直しも2回くらいずつやりました。第二志望は全教科3年分くらい。他は1~2年分をやりました。

・過去問は、学校や塾でなかなかまとまった時間が取れないので全然進まず、12月半ばくらいになっても終わる目途が立たず焦りました。
が、冬休みには進み(塾は14時からだったので、午前中に進めました)、ようやく目途がたってきました。
一覧表を作り、終わったら点数を書き込んでいきました。

・他塾の早実模試は3回受けました。3回のうち2回は合格圏内だったので、自信がついたと思います。

・6年の夏休み以降、日曜のみ、日特ではなく他塾のNNを受けようか迷いました。
が、そちらの資料を見ると、授業の他に1教科1~2時間、家でも勉強が必要と書いてありました。
日能研の復習や宿題があるので、とてもそれらをやる時間はなく、両方とも中途半端になったら一番まずいと思い、日曜も日能研の早実日特に行くことにしました。
結果合格したので、良かったと思います。

【6年生の1月】
・1月頭に、インフルエンザの予防薬を入手しました。10日分を2セット(埼玉受験と東京受験の分)。
予防薬として処方してくれる病院をネットで探して行きました。吸入タイプのリレンザは、全く副作用もなく、精神的に安心していられたので良かったです。

・入試に慣れるために、1月の埼玉は3つ受験しました。
栄東の東大Ⅰ(偏差値は早実の1つ下の66)が得点開示してくれて、合格最低点より40点上回っていたことが、とても大きい自信になりました。得点開示に感謝しています。
浦和明の星も素敵な学校で、合格をいただき嬉しかったです。

・もし2月が全部ダメだったら、栄東の特待生で頑張る!と思えたようなので、それも精神的に良かったと思います。

・埼玉受験から時間が空いてしまうので、千葉受験もしようか迷いました(渋幕)が、過去問をやる時間がなかったので、やめました。

・学校は宿題も多く出るし、親としては、1月はすべて休ませたかったのですが、本人が行きたいと言うので、1/24くらいまでは、週に1回休むくらいにとどめました。
最後の1週間は休むという子も多かったので、そうしました。

・朝型にしたのは、入試の1週間前くらいからです。本番と同じ時間に寝たり起きたりしたのは、2日前からです。
もともと、夜遅くまで勉強するスタイルできたので、早くからそうしてしまうと、これまでと同じくらいの勉強時間が確保できなくなると思ったので。

【2月1日~】
・2/1AMの早実は、できるだけ「いつも通り」を心がけました。思っていたほど緊張はしていないようでした。やはり、埼玉受験3回の経験がいきているのかなと思いました。
「思ったほど緊張しないね!」と口に出して言い合いました。試験に向かう後ろ姿を見たら、泣きそうになりました。ここまでこれて、本当に偉いなと思いました。

・早実の入試が終わった時、本人は、国語と算数ができたので、心の中では受かったと思ったそうですが、親には、社理がだめだったと言うので(実際はダメというほどではなかったようですが)、親は結果が心配で、発表を見る時は、落ちていると覚悟を決めて見ました。
娘は、心の中では多分受かっていると思っていたので、親ほどの感激はありませんでした。が、時間が経つと、じわじわと喜びが沸いてきたようです。

・2/1午後は、その日中に合格を1つもらえると気持ちに余裕ができる、という塾の言葉から、受けました。
2/2も、午前も午後も受けました。
2/3午前も受けたのでとてもハードでしたが、1/31~2/2は、とにかく早く寝ることを心がけました(5時半に起きるので、9時半にはベッドに行きました)。
2/1も2/2も、午後受験は偏差値にゆとりのあるところでしたので、本人も親も緊張はしませんでした。
家にいてマイナスのことを考えてしまっても良くないので、忙しかったけれど午後受験をして良かったのかなと思います。(もし、あまりにも疲れていたら、午後受験はしないつもりでした)

・お昼は、2/1は午後受験の会場で、2/2は午前受験の会場で、持って行ったお弁当を食べました。
2/2は学食で食べることもできたのですが、やはり、栄養のあるものを食べて欲しいと思い持参しました。
おにぎりも2つ持たせましたが、それは昼食より前、試験の休み時間に食べたようです。
朝が早いので、昼食まで何も食べないのでは、お腹がすいて力が発揮できないのではないかと思います。

【その他】
・私(母)は、勉強は見ないけれど、スケジュール管理をしました。
何をやる必要があるのか本人に確認し、いつどこをやるのか、1週間単位くらいで予定をホワイトボードに書いて、やったかチェックをしたりしました。

・父は、4~5年の間は、わからないところを教えたりしていました。
6年になると教えられないほど難しい問題もありましたが、一緒に過去問を解いたりして、本人のやる気を高めていました。

・60分か70分勉強して、10分休憩するというスタイルでずっとやってきました。
10分の休憩では、音楽を聴いたり動画を見たり歌を歌ったりダンスをしたりして、気分転換をしていました。休憩が長引いて、親が文句を言うことも多かったですが・・・。

・偏差値は、早実のR4は67、R3は66でしたが、模試の偏差値は66~67が多かったので、最後まで、合格できるか不安がありました。
でも、最後の1カ月で伸びたと思います。
成長期ということもありますし、やはり、何をやるべきか、よく本人がわかっていて、それをきちんとやったのが良かったのではないかと思います。
先生の「ここをやるべき」というアドバイスを聞く素直さもありました。
やはり、塾の先生を信じたことが良かったと思います。

・塾の先生との面談は、何度もしていただきました。塾のほうから面談をしようと言ってはくれませんが、申し込めば快くやっていただけ、色々と話すと、多くの情報を得ることができました。
やはり先生は情報を沢山持っているので、聞きたいことがあれば、遠慮せずに申し込んだほうがいいと思います。

・R4は本当に、その通りだと思いました。信頼できる一覧です。
やはり、実力通りの結果になるのだなと思いました。

長くなってしまいましたが、以上です。
塾を日能研にしたのは、単純に自宅から一番近かったからなのですが、和気あいあいとした雰囲気で、友達にも恵まれ、先生も教え方がうまく、日能研にして良かったです。
3年間日能研を信じてやってきたので、良い結果につながったのではないかと思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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