コラム・読み物

コラム・読み物トップへ

親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

関連キーワードへ

この記事の関連キーワード
日能研の学習・受験相談
志望校・併願校の選び方
家族の支え・フォロー

信じる道を

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:
母親がクールなのか、あまり子どもに干渉した受験をするつもりはありませんでした。
それでも、やはり小学生に受験をさせるというのは大変なことです。遊びたい盛りであり、受験の大変さを知らない我が子に、どう勉強の仕方を教え、合格に導くか、自分が家庭教師になった気分でした。

実際、私は学生時代に家庭教師や塾講師のアルバイトをしていました。大事なのは子どものやる気を引き出すことです。やる気さえ出してくれれば、あとは干渉しなくてすみます。子どもを叱る時は、子どもがやる気をなくしている時だけです。

「勉強したくないなら、受験しなくていい !」という言葉を何度言ったことでしょう。親がお願いして受験してもらうわけではないんです。あくまでも子どもの意志で、というのが基本スタンスでした。

子どもが泣いたり荒れたりしている時に役に立ったのは、自分の受験の経験です。子どもの気持ちもよく分かる。そしてそれを乗り越えたら素晴らしい世界が待っている、それを伝え続けました。受験の理由は人によってさまざまだと思います。ただ、子どもに受験をさせるのなら、その行動のすべてに理由を考えて、いつでも答えられるようにしておくべきだと思います。

最後に、受験校を選ぶ時は悩みました。第一志望を変えないこと、行きたくないところは受けないこと、そして失敗しても高校受験があるということを念頭に、最小限の3校を選びました。
日能研スタッフの方は、1月の試し受験がないことを心配されましたが、うちは1月受験をしなくて正解でした。

行きたいのは2/1の第一志望であり、第一志望の練習なんて、どこにもないのですから・・・。
1月を2/1のために過ごせて、何も後悔することなく本番を迎えられました。
受験のみなさん、誰に何を言われても、自分の信じる道を堂々と進んでください。そうすれば、後悔のない受験ができるものと思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
  • 次のドラマ

PageTop