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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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『楽しかった!』受験

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
通塾は4年生の夏期講習からでした。
娘は読書が大好きで、受験もしたいけど本も読みたい、続けていたそろばんもやめたくない。
上手く息抜きをしながら成績は緩やかに上昇して、他校のTMクラスにも誘っていただきました。
ずっと国語が点取り科目で、算数、理・社は単元によって成績に幅がありましたが、苦手分野の基礎をしっかりやることと、算数は点差がつきやすい科目と聞いていたので、算数を重点的にやる学習を続けていました。
6年生になり、受験生の自覚をはやく持った人から伸びると言われたので、5年生までの復習をしっかりさせました。
すると、2月の公開模試ですごい偏差値を取り、娘も満足げでした。
しかし、そこからはみんなも頑張ってくるので、成績は緩やかに下降気味でしたが、そこそこの成績をキープして、志望校も大丈夫だね!と自信満々でした。
今思えば、受験の1ヶ月前まで漫画や本を読んでいたし、夜は早寝、朝も起きられずマイペース。
みんな必死でやっているよ!と何度声掛けしたことか・・・。
自分でやる気にならないとやらない子でした。

大事な夏が終わり、9月。国語の点が思うように取れなくなりました。
読書好きで、速く読む癖があり、細部まで文章を読み込めていなかったようです。
そんな時はなぜか、他の教科で点が取れていたので、それがせめてもの救いでした。
11月、日特のクラスを1つ落としました。さすがにショックだったようです。
12月、体調を崩して入院。
赤ちゃんの頃から丈夫な子だったので、何故今・・・と、親としては焦りしかありませんでしたが、本人はひょうひょうとしていました。

そこで出会いもありました。主治医の先生が志望校の卒業生だということを知り、これも何かの縁だね。入院したことは無駄じゃなかったね。と励ましました。(自分に言い聞かせていたのかもしれません・・・)
余談ですが、そこから娘の将来の夢は『医者になること』になりました。(小学校の卒業文集には薬剤師と書いていますが)

冬休み、今まで全く口を出さなかった夫が、過去問全然やってないじゃないか!と言い出し、お正月は夫にスケジュールを管理され、朝から晩までみっちり勉強していましたが、びっくりするくらい悪い点数を連発するので、私も夫も合格は無理だろうと思っていました。本人は何故か自信満々だったのですが・・・笑
大丈夫!もうこれ以上大変なことは起こらないよ!と励ましながら(自分に言い聞かせながら?!)いつも通りに学校にも行き、なるべく普通に受験までの日々を過ごしました。
最後の1ヶ月は塾の授業の復習、過去問の復習、苦手分野の演習と黙々と勉強していました。(やっと!!)
そして入試の結果は全て合格!恐ろしく本番に強い子です 笑

最後に合格の報告に行った際、ずっと指導していただいた先生に「受験してみてどうだった?」と聞かれ、「楽しかったです」と言い切った娘の顔が大人びて見えました。
がんばったね。自分で掴み取った合格、中学校生活きっと楽しいね。
これからは次の夢に向かってがんばってね!
日能研の先生方、3年間本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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