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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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一時の「油断」と3年間の「努力」

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私が目指したところは、K女子という学校だった。5年生の時から憧れて日特に毎週通っていた。1月受験のS中でも合格をいただいていたし、最後の偏差値から可能ラインには入っていたので「余裕」と感じていた。
K女子は1日、2日、4日のみ。つまり、チャンスは3回だ。

そして2月1日。私は他の受験生が緊張してる中、受験本番を迎えた。もともと本番に強いタイプなので実感がわかなかった。それで油断していたのかもしれない。社会の手ごたえがダメダメだった。「まぁ、算数も理科もいい出来だったし受かるでしょ。」

午後の安全校であるK学園も無事受け終わって、明日の対策なしに笑いながら結果発表を迎えた。
結果は「不合格」。
一瞬頭が真っ白になって、泣きじゃくった。自分の前後3人くらい全員抜けていた。それくらいシビアだった。いくら泣いても結果はかわらないのだからと、とりあえず日能研にアップしてあった今日の入試問題を解きなおした。そのあと午後のK学園の結果を見て安心してから就寝。

2月2日。K女子のリベンジ。ここで受からなかったら3回目に希望はない。結果は社会の手ごたえは抜群。でも、算数がボロボロでまた不合格だった。

2月3日。ここまで長引くとは思わなかった。でも気持ちを切り替えて、第二希望であるG女子の二次を受けた。案外楽しく解けたし、面接もうまくできた。結果は次の日だから早めに寝て明日に備えた。

2月4日。K女子最後の受験。なんと姉が付き添ってくれることに(笑)。
結果はかなりひどかったと思う。国語は時間が足りず、算数は記述が出来ず、社会は手ごたえ無し、理科は苦手な電流が出た。もういいやとやけくそ気味で昨日のG女子の貼り出しを見に行った。
結果は・・・「合格」。すごく嬉しかった。

ということで私は、G女子を進学先として決めた。前からK女子と同じくらい好きだったし、まったく悔いはありません。

この受験を通して、後輩のみなさんに教えたいことは、「油断大敵」の一言。
絶対に一時の油断が3年間の努力を無駄にしないように!
受かっていないのに「余裕」だと怠けるというのは、自分の可能性を消してしまうことにつながる。
自分の得意な問題がピックアップして出るわけじゃない受験には何が起こるかわからない。
だから、これを見てくれた皆さんには、努力を怠らずに頑張って今を過ごしてほしい。その努力を答案用紙に詰め込めば、きっと合格するから・・・!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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