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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日特、オプション講座を受講して
家族の支え・フォロー

自分以外の力

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:本人
2018年夏、僕は家族の気持ちを一身に背負い、勉強に励んでいた。しかし、夏期講習はそんなに甘いものではなかった。山のような宿題、学校の宿題、ペースの速い授業、異常なほどの暑さ、どれも強敵でそれを一日一日こなしていくのは大変だった。自分がなぜ勉強しているのか、その目的を見失うほどだった。
その時助けてくれたのが家族だった。お父さんは昔塾の先生だった経験を生かして勉強を教えてくれたり、車で送り迎えをしてくれたりした。お母さんは美味しいお弁当を作ってくれたり、僕が勉強をしやすい環境を調えたりしてくれた。僕が夏期講習を乗り換えられた大きな要因は、家族の手助けと言っても過言ではない。

そして、夏期講習が終わると受験勉強もクライマックスに突入した。時はあっという間に流れ、実際には4ケ月あった時が夏期講習よりも短く感じるほど短く感じられた。冬期講習もすぐ終わるだろうと思っていたが、ここで大きな問題が発生した。
埼玉入試が始まる5日前の1/5に風邪を引いてしまったのだ。それによりこの日以降の冬期講習に行くのを断念せざるを得なかった。
そして、運命の1/10がやってきた。本命は1/18のS中学なのだが、この日も重要な試験だった。体調は風邪の影響が若干残っていたが、ほぼ万全だった。家族に背中を押され、さらに日能研の先生からも再度背中を押され、僕は試験に臨んだ。試験では全力を出し切ることができ、試験が終わると少しの自信が生まれた。
翌日の結果は合格だった。1/18の本命も同じ結果だった。1/10の発表は安心感が大きかったが、1/18の発表では安心より嬉しさ、そして特に今まで支えてくれた先生や家族への感謝が大きかった。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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