私は5年生から日能研に通い始め、塾の先生や家族に支えられて勉強を始めました。
勉強はなにもかも初めてのことばかりで不安になったり、カリテや公開模試で悪い点数を取って落ちこむこともたくさんありましたが、第一志望校のK中学校に合格するために日々学び続けました。
ちなみに9月以降の合格判定テストでは、偏差値は「50」を下回ることが大半でした。
それがとても悔しくて過去問の解き直しを徹底しました。
また、お母さんが時事問題の重要な言葉を表にしてトイレに貼ってくれたり、お父さんも私が作った暗記カードの問題につき合ってくれたりしました。
そして向かえた2月。
2月1日午前、第二志望のY中学校に合格。それがとても自信になりました。
2月1日午後、すべり止めで受けたK学園の雰囲気に圧倒され不合格。
2月2日午前、第一志望のK中学校で国語で手応えが感じられず不合格。明日もあるから大丈夫。そう思ったから泣かずに次の試験に向かうことができました。
2月3日午前、2回目のK中学校で手応えはあったものの不合格。2回不合格だとさすがに不安になり、弱音を吐いて泣きながら落ちこみました。
そんなとき、私は家族と話し合って日能研に行くことにしました。すると先生方がとてもていねいに対応してくださり、気持ちもリフレッシュできました。
2月5日午前、最後のチャンスのK中学校では結果は不合格でした。
しかし、家族が「悔いのないように最後まで受け続けたことが大事だったよ」とはげましてくれたし、自分でもできるところまでやったと思えたから、後悔することはあまりありませんでした。
結果は不合格でも「後悔しない」中学受験にすることもとても大切だったことが分かりました。
私の中学受験は自分を成長させたものであり、家族の絆が深められた大切な思い出になりました。
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。