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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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受験を終えて~新型コロナ休校中~

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
「上の学校に行くには試験を受けるけど中学校と高校どっちでする ? 」「じゃあ中学 ! 早くやっちゃう ? 」・・・こんな感じで始まった我が家の中学受験。
ユリウスから始めて日能研にも通い始めた5年生の4月。

宿題をこなすのもやっとで「もう受験やめる !! 」とけんかになることもしばしば。
塾での友達もでき宿題やテストにも慣れてくると、[受験はやめない]と言うように・・・。

秋頃からは顔つきも変わり、コツコツと粘り強く勉強に取り組むようになった。
大好きだったテレビゲームも少しづつ時間を減らし最後は完全にやめた。最後まできっとテレビゲームはやめられないだろうと思っていたので驚いた。自分を律することが出来るようになったのだと、息子の成長を感じた出来事でした。

6年生の夏休みは受験の天王山。息子もやる気十分で日能研・ユリウスの夏期講習をしっかりこなした。
「終わるかな・・・」と弱気なっていた算数の宿題400問もやり切った。
夏にしっかり勉強したことが自信になり、秋からは成績も上がり始めた。
第一志望校にはまだまだ偏差値が足りなかったが、ひょっとすると合格を勝ち取ってくるかもと思うくらい、心身ともに逞しくなっていた。

1月上旬は4回受験して全勝。ただその後は、まさかの6連敗。
連日の疲れと不合格ショックの中、なんとか気持ちを奮い立たせ、すべての日程をこなすことができた。

第一志望校は、残念ながら合格することは出来なかったが、精一杯やったのですっきりした気持ちで受験を終えることが出来たようだ。

私は受験を通して息子の性格・性質をより知ることが出来た。そして一歩引いて客観的に息子を見ることが出来るようになったようにも思う。

息子は私が思っていたよりもずっと意思が強く粘り強い。そして「やらなくていい」と言われると、逆にやったりと、天邪鬼なところがあることも・・・。

受験を終えた今、息子は少しのアドバイスがあれば自分で決めて計画通り実行することが出来るようになった。これは、信頼に値することだ。

新型コロナウイルスにより今は休校中だが、スケジュール表を作り、中学からの課題を進めている。
仕事で私が不在でも関係なく予定通り過ごしている。受験で身につけたことがこんな形ですぐに役立つとは思ってもみなかった。

受験で得たものは本当に大きかったのだと実感している。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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