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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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ステップ バイ ステップ(受験が終わってから気付いたっていいよ。)

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
結局というか予定通り、息子が真剣に勉強を始めたのは、ラストスパート、6年生の冬休みからでした。
5年生の終わりには偏差値55に達し、あと1年あるから大丈夫、
栄光学園を受けても恥ずかしくないかなと思っていた自分は未熟者でした。

その後、息子の成績は鳴かず飛ばず、受験は日々とてつもないプレッシャーと共に私達に向かってきました。
息子を叱れば、ふてくされ、褒めれば調子に乗って1日中家でテレビ三昧、
それでは静かに見守ろうとすればこれまたテレビ、YouTube三昧。
このパターンを繰り返す日々が続きました。

今度は目標を再確認してみて、様子をみようと試してみれば、息子から返ってきたのは立派な目標でした。
これ出来るの?大丈夫と訊いてみれば〝大丈夫〟と笑顔と共に返ってくる始末。
じゃあ宜しくね、応援してるねと言った次の日からも我が家のテレビはいつも温かい、
電源が切れているのにとても温かい、そしてダイニングテープルでは息子が必死に勉強している
という状態が続きました。
息子のスパートは遅すぎました。案の定、第一から第六志望校は不合格、
有難い事に第七志望校の特進特待生枠をいただきました。
驚きはその翌日からです。壁には中1から目標を貼り、中学生のテキストや問題集を買いに行き、
毎日勉強しているのです。
息子曰く、特進クラスでトップを取り、更に上を目指したいそうです。
彼の受験はやっと始まったようです。
息子の自主性を初めて見ました。やっぱり男の子は面白い!終
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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