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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研の学習・受験相談
こうやって弱点を克服しました
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その子なりのペース

  • 年度:2019
  • 性別:男子
  • 執筆者:
新4年生から日能研に通い、あっという間の3年間でした。
途中わずかな偏差値の上下はありましたが、終わってみれば3年間ほぼ偏差値も変わらず、受験校すべてから合格を頂き、第一希望に進学することが出来ました。

うちの子は3年間通してずっとマイペースで、塾の課題もやらないことも多く、家でも最低限の勉強をするだけでした。自習室も使ったことがなく、先生に授業時間以外で質問もしたことがないと思います。
天王山と言われる夏も講習後毎日1時間以上家の前で下の子と遊び、12月になっても塾のない日の放課後は友達と遊んでいました。
朝の勉強も全くやらず、計算は提出日前日にまとめてやり、漢字は途中からやらなくなってしまいました。

そんな息子を見ていて、いつかは成績が落ちるとヒヤヒヤしていましたが、終わってみれば成績は全く変わらず、挑戦だった学校も含め全ての学校から合格をいただくことが出来ました。

終わってみて思うのは、息子は塾の授業はかなり集中して受けていたのだろうということ。
実際3コマ受けた後はぐったりして何も出来ない状態で帰宅していました。
家では復習もしていませんでしたが、授業で間違えた問題はテストでは間違えなかったところを見ると、授業中に消化して帰ってきていたのだと思います。

テスト後も毎回疲れ切っており、相当集中して受けていることが段々分かってきました。
そしてやらなかった課題も、彼なりに取捨選択していたのだと分かりました。
実際秋ごろには苦手な算数にはかなり時間を費やしていましたが、それ以外の3教科は塾で消化してきているのか家ではあまり勉強していませんでした。

私も秋ごろからは塾では息子が頑張っていることが分かり、家でテレビを観ても(塾のない日は3時間近く観ていました)、友達と遊んできても、ひたすら見守ることにしました。
一応塾の先生には語句やメモチェを全くやっていない事は相談しましたが、先生方も普段の成績を見て「大丈夫でしょう」と言って下さったので、秋以降は過去問の準備と管理だけ手伝うことにしました。

日能研の先生方には本当に助けて頂きました。
息子が算数でとんでもない偏差値をとり、「もう塾やめる」と泣きながら塾に向かった時は、しっかりと息子の気持ちを聞き軌道修正して頂きました。
私自身もどうしようかと悶々としている時に相談に伺うと、毎回的確なアドバイスを頂き晴れやかな気持ちで帰宅出来たことは数えたらキリがありません。
また息子の偏差値からするともう少し上の学校も狙えたのですが、一貫して本人の行きたい学校を尊重して頂き、とても有難かったです。

息子の成績や授業中の様子もよく見て下さり、日能研で本当に良かったと終わった今思います。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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