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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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1点差!!!

  • 年度:2018
  • 性別:男子
  • 執筆者:
息子はなかなかA3に上がれないA2生でした。
日能研全国公開模試でも、第一志望校である開智中学は一度も合格圏を取ったことがなく、よくても努力圏、ほとんど再考圏でした。本人の強い希望と開智中学入試説明会のヒントを元に、開智中学の入試に臨みました。余談ですが、開智の入試説明会は結構細かいところまで教えてくれるので、ボイスレコーダーを持って必ず行くべきです。最初は一貫クラスの開智(1)を受け、手応えはあったようだが結果は不合格でした。気を取り直して次の開智(2)の入試は、基本的な問題も多く、本人も開智(1)よりも大きな手応えを感じて帰ってきました。しかし、結果は不合格でした。
しかも、後日点数が郵送されてきて、合格点とは1点差でした。本人は悔しくて号泣し、親もなかなか上手い言葉をかけることができませんでした。次の日も別の学校で試験でしたが、1点差のことを引きずり、なかなか集中できない様子でした。そこで、日能研の先生に相談して少し本人と話をしていただき、ようやく落ち着きを取り戻していきました。その日、息子が日能研のお友達で開智中学を合格した子に「合格おめでとう!って言えたよ!!」と言ってきました。
いろいろ悔しい思いもしたと思いますが、一つ息子が成長できた瞬間を見ることができました。また、次に向かう気持ちは十分作れたと確信しました。とは言っても、残すは一貫クラスより上の先端クラスが2回のみでした。先端Aは不合格でした。それでも気持ちを作り、頑張り続け、途中別の志望順位の低い学校ですが、特待合格も取ってきました。
親は次の開智先端Bに集中しても良いのでは?と思いましたが・・・。でも、本人は特待合格という波に乗り、最後まで粘り強く頑張り、最後の最後で先端Bの合格を勝ち取ることができました。最終的に1点差で不合格だったことが、最後まで息子の気持ちに火をつけていたと思います。
受験と通して挫折・努力・喜びを経験し、大きく成長した息子を見ることができました。
親子が同じ目標に向かって、思いを共有できるこの経験は、一番の思い出になりました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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