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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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怒濤の一週間

  • 年度:2016
  • 性別:男子
  • 執筆者:
2月4日の朝、試験会場の門の前にいつも通っている教室の先生が立っていた。
駆け寄った息子の手を引っ張って、しばらく話をしてくださった。
時間がせまり最後に「こんなに苦戦するとは・・・」と言うと、先生もうなずいて息子にジバニャンのカイロをお守りにくださった。
今思い出すと、ホンワカした風景なのだが、この日、まだひとつも合格をいただいていない息子にとっては正に「背水の陣」であった。

頑張れと息子を見送って3日の合格発表へ。
また落ちている、もう慣れてしまった。
一番ショックだったのは2日の夕方、第一志望校が落ちた時。
泣いて泣いて、こんなに泣いて明日試験を受けられるのだろうか・・・と心配した。

泣いている場合ではなかった。
1日の試験に落ちたことにより、3日にダブル出願していた学校のうち、どちらかの受験を選ばなくてはならなかった。
偏差値の低い学校を当然選ぶと思っていたが、本人はかつて一度も全国公開模試でとったことのない偏差値の学校を受けると言う。
すぐに室長に電話。
しかし息子の意思は固く、室長も「頑張ってこい」と背中を押してくれた。
今考えると、そこから息子の受験は始まったのだ。この時スイッチが入った。

翌朝腫れ上がった目を冷やし、私は途中で気が変わるかもしれないと思い、2枚分の受験票を持って家を出た。
学校についたら門のところに教室の国語の先生がいらした。
先生は息子の状況をご存知の上でしっかりと肩をつかんで「大丈夫?落ち着いてる?」と厳しい顔で仰った。
息子も私も涙。
ああ、これが中学受験なんだと、実感した。

結局5日も受けることになり、2日間に渡って教室に通った。
4日に3日に受けた学校が落ちていて、すっかり諦めていたその日の夕方、2日に受けた学校からの繰り上げ合格の電話がきた。
前日に室長が、「最後まで闘った者には必ず受験の神様が来てくれます!」
と話してくださったのを思い出して泣いた。

翌日の夕方にも、なんと3日に受けた難関校の繰り上げ合格をいただいた。
なんだか夢を見ているようだった。
5日に受けた学校も合格!
怒濤の一週間はこうして終わった。
最後まで闘い抜いた息子はなんだか急に大人になったみたいでとても眩しく、誇らしく見えた。
本当によく頑張ったね!バンザイ!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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