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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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あきらめていた先にまさかの合格

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:
「品川女子学院です。繰上合格になりました・・・・・・」と、外出先で電話を取り、驚いて叫んでいました。過去5年、繰上合格は出ず、2/10を過ぎていたため、既に合格をいただいていた女子校の手続きを済ませて課題に取り組んでいました。しかし、姉が品川女子学院の生徒で、自分もあのキャメルのブレザーを着て一緒に通学するんだとイメージが強くあり、3回受験し、不合格となってからも、毎日あきらめきれず涙を流していました。娘はコツコツとメモリーチェックを6回こなし、勉強時間では誰にも負けない真面目な性格でしたが、テストとなると、間違った答えを書くのは恥ずかしいと白紙で提出したり、一つの問題に長時間かけてしまい、時間切れとなるパターンが続き、こだわりの強い性格に母子共に苦しみました。

いよいよ過去問を開始する時期となり、自分が今どのような状態であるか突きつけられたのが転機となり、コツコツと真面目な性格も相まって力を伸ばしてきました。メンタル面の弱さ、今までの日能研全国公開模試の偏差値がとても低く、賭けではありましたが、担任の先生と相談し、1月校にしっかりと合格を取り、特待合格や難関クラス合格で自信をつけたことで、2月校は安心してチャレンジすることができました。

姉妹で長い間通った日能研とこれでお別れかと思うと寂しいですが、早くも娘達は受付のアルバイトをすると張り切っています。迷いながらの子育てですが、日能研で中学受験をしたことは私の中で一番誇れることです。皆様にも素敵な桜が咲くことを心からお祈りしています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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