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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研が心の支えになった

ジェットコースターのような1日

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
あれほど泣いた日はない。悔し涙も、嬉し涙も。

私の第一志望の中学校は2月2日の午前、第二志望は2月2日の午後でした。
2つとも、私の成績では難しかったので、2月1日の第三志望は成績的には合格圏内で、
相性も悪くなかったため、おさえとして考えていました。
終わった後の感覚的には上手くいかなっかったのですが、どこかまあ大丈夫だろうと考えていました。

そして、2月2日、決戦の日。私は今まで入試であまり緊張していなかったのですが、さすがに少し緊張していました。
手ごたえ的には〇。もしかして受かるかもと思い、少し気楽な気持ちで親の所へ向かいました。
しかし、話しているうちに不安になりました。午前、親は第三志望の結果を見てきたはず。
なのに、言わない。受かっていたら、報告するはず...。
お昼ご飯のマクドナルドで、怖いながらも「ダメだった?」と聞くと、頷きました。
その瞬間、目の前が真っ暗になった様な気がしました。
予想外の結果を突き付けられ、知らず知らず私は泣いていました。
親は、何も言わず上着をかけてくれました。
落ち着いた頃、私は日能研に電話をかけました。
入試の結果がでたらすぐに自分で日能研に報告することになっていたからです。
電話で、私のクラスの国語担当の先生と話しました。
その時、先生が「努力が必ず実るとは限らない。けど、積み重ねてきたものは決して無駄じゃない。」
と言ったんです。
その言葉がとても胸に響き、私は午後入試に向かうことができました。

午後入試が終わる頃には第一志望の結果がでています。
家に帰り、私の希望で一人で結果を見ることにしました。
震える手でそのページをひらくと・・・ない。
パッと目についた2つの数字・・・受かっていたらその間に私の番号があるはずです。
すでに午前体験した不合格と、少し自信のあった第一志望の結果に、私のショックは大きかったです。
泣きじゃくる私に、両親は、この学校は3回あるので、まだチャンスはある、となぐさめました。
父はページを見直し、補欠の所も見ましたが、やはりない。
もう、受験なんてしたくない・・そんな気持ちになっていた私に、母の叫び声が耳にはいりました。
「あった!?」
なんと、普通は縦に並ぶところを、その学校は横に並べていたので、縦で見ていた数字の、すぐ横に、私の番号があったのです。
「あっ・・・た・・・」
私は声をあげて泣きました。3年間やってきたことが、報われた。
こんなに嬉しかったことは、なかったです。
すぐに日能研に報告すると、先生も嬉しがってくれました。
結果的に第二志望には落ちてしまいましたが、それで良かったと思います。
この3年間日能研にいて、苦しかったこともあったけど、楽しかった日々を忘れずに、
ずっと行きたかったこの中学校で過ごしたい、そう思いました。 
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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