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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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終わり良ければ総て良し

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私は志望校を目指して6年の夏期講習を頑張ろうとやる気満々でした。ところが初っ端から体調を崩しほぼ前半の授業に出られませんでした。その間は不安と焦りでいっぱいでした。元気になって塾へ行けるようになったら人一倍頑張ろうと思っていました。でもいざ塾へ行きだすと前半の空白が重くのしかかりプレッシャーとなり気持ちだけが空回りしてしまいました。そこからなかなか自分を取り戻せず2学期に入ってしまいました。
学校別の日特が始まりここで気持ちを少し切り替えられましたが、やはり本調子のやる気は出てきませんでした。成績も今一つでした。余裕をもって受験に臨む予定だったのにボーダーになってしまいました。
最後の日能研全国公開模試は自己最低の恐ろしい結果でした。もうだめかと自信もなくなりました。でも母は最後にできればよいと平然としていました。

そして1月校の受験。過去問はできたので大丈夫と思っていましたが、不合格でした。初めての受験で緊張して周りのみんなが天才に思えて自分だけできないような気分でした。結果を塾の先生に報告するとき大泣きしました。恥ずかしかったけど涙が止まりませんでした。先生は私が本番に向けて前向きになれるようにたくさん励ましてくださいました。ここから私のスイッチが入りました。狂ったように過去問に取り組みました。そして本番の2月1日、理科と算数の先生から笑って試験に行くように言われたので、母と笑いながら向かいました。緊張はしたけれど過去問をしっかりやったということが少し気持ちに余裕を持たせてくれました。
国語のテストは過去問で苦戦した漢字から始めました。しかし全問書けたのでそこからは記述をすらすらと書けました。算数はもともと得意だったので計算ミスしないように慎重に取り組みました。社会は一番の苦手科目でしたが、とにかくすみずみまで読んで時間配分を考えて取るべきところは確実に取れるように工夫しました。理科は物理化学の計算問題が複雑なので地学生物から取り組みました。
全部終わったときは達成感がありました。自信もありました。母は私の顔を見て受かったと思ったそうです。午後受験は気持ちも楽な状態でうけました。翌日の午前の受験は、1日の結果が気になって集中できませんでした。これはよくなかったと思います。試験が終わって合格の知らせを聞いたときはうれしくて涙があふれました。すぐに塾に電話して報告すると先生も大喜びしてくださいました。合格通知をもらいに行くと先生が笑顔で迎えてくださり合格したのだと改めて実感しました。

最後まで家族が私の合格を信じて前向きでいてくれたこと、1月の失敗でエンジンかかったこと、本気で過去問に取り組んだこと、鴎友学園が大好きでとても行きたいという気持ちを試験にぶつけて時間いっぱい丁寧に書き込んだこと、すべてが合格につながったと思います。途中の成績やハプニングも大切なことですが、最後に合格すればよいとあきらめずに進むことはとても大切です。大泣きした私を励ましてくださった日能研の先生方、最後にできればよいと大きく見守ってくれた家族に心から感謝しています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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