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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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私・子どもを変えたきっかけ
友だち・仲間

私が出会った、かけがえのない大切なもの

  • 年度:2018
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私が日能研に入ったのは5年生の夏期講習から。
同じ学校の子が何人かいた。
始めはもちろん、6年生になっても、塾の仲良しと呼べる友達はできなかった。
自分から話しかけることなんて絶対できない。隣の席の子とすら、まともに話せない状況の時もあった。

6年生になって、もともと仲が良かった他校の子は、別の塾に移ってしまい、頼れる友達がいなくなってしまった。
小学校の友達がいると言っても、みんな男子で、頼りたくても頼りにくい。
正直その頃は、友達はいなくてもいい。いない方が、悲しいこともないし。と思っていた。

でも、6年生の夏期講習に入って、このまま友達ゼロでは終わりたくないと思うようになった。
夏期講習一発目の席で隣になった子。
その子は、5年生後期の授業の最初に隣の席になった子で、前から、なんとな~く気が合いそうだなと思っていて、思った通り、当時のクラスメイトの中では、一番気が合う子だった。
どうしてここまで仲良くなったのかは覚えてないけど。
でも、この子がいて、受験生活を乗りきれたことは確かだ。

塾の日は毎日、一緒に途中まで帰った。
どんどん話をしていくうちに、志望校が同じことを知った。夏期講習の後は、ずーっと仲良くしていたから、インフルエンザになるのも、ほぼ同じタイミングだった。
1月のことだった。
私の方が少し遅れてかかったため、私が久しぶりに塾へ行くと、「待ってたよー。帰り、1人で寂しかったんだからー。」と言ってくれたこと、とーっても嬉しかった。
その後も2人で頑張って、いよいよ迎えた入試当日。
最後の最後まで頑張り抜いて、見事2人で合格をつかんだ。
そのことを伝えると、スゴく喜んでくれた。
本当に最高の思い出ができた。
友達は合格にも変えられない。だからこそ、受験において、とても大切だ。
私が出会ったのは、そんなかけがえのない友達・・・。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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