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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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私・子どもを変えたきっかけ
日能研が心の支えになった
友だち・仲間

大切な居場所

  • 年度:2018
  • 性別:男子
  • 執筆者:
息子が「○○中(地元の公立中)に行きたくない!受験をしたい」と言い出したのは4年生の3月だった。
もともと大人しく、からかわれやすい性格の息子は学校での友達関係に行き詰まり、みんなと同じ中学には行きたくないと言いだしたのがきっかけだった。

もちろん私立に行ったからといって楽しい学校生活が保証されるわけではない。
そもそもそんなネガティブな理由で熾烈な世界に足を踏み入れていいものか…中学受験を経験したことのない私は迷った。しかし息子の意思は固かった。

4年の春期講習から日能研にお世話になった。
せめて塾は楽しく通ってくれれば…と思っていたが、先生方のサポートもあり息子は意外と早く日能研に慣れたようだった。
特に6年になってからは生き生きしていて、おそらく勉強は大変だろうに、でもなぜか楽しそうだった。
「今日は誰々と△△の話、語ってきた~」
「今日は男子みんなで□□の話題で盛り上がった!」
他愛もないことだが、息子の口から友達の話を聞くのは久しぶりだった。
それだけで本当に嬉しかった。

日能研はもちろん勉強を教えてもらうための場所だが、息子にとっては決してそれだけの場所ではなかった。同じ志を持つ仲間たちと切磋琢磨しながら、友情を育んでいく…そんな大切な居場所だったのだ。

無事受験が終わり、息子の日能研ライフももう終わりだ。4月からの中学校生活にワクワクする一方でなんとも言えない寂しさがあるのはやはりそれだけ日能研での日々がかけがえのないものだったからに他ならない。
この場をお借りして、支えてくださった先生方や同じクラスで頑張ったみんなにお礼を言わせていただきたい。本当にお世話になりました!ありがとうございました!!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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