めずらしく風邪をひくこともなく体調万全で臨んだ2月1日。
さすがに緊張しているかなぁと思いながら送り出し、控え室で本を開いても上の空で待つことしかできない母。
ようやく出てきた時の表情が泣きそうな顔。
ヤバイ。午後受験もあるため、なるべく話題を明るくして次なる試験会場へ向かった。
2月2日、まさかの雪。
雪国育ちの私でもビビってしまった。第一志望ではあるけどチャレンジ校。
不安の中、送り出した後、午後受験校が合格だったため書類をもらいに向かう。
電車の中で長女からメール。「なかったよ」。
2月1日AM受験校はR4に届いていたはずなのに。
前日の試験後の顔でイヤな予感はしていたけど、実際不合格となると涙も出ず思考停止。
試験の帰り道で本人に伝えると「マジかー」と言って、こちらも思考停止。
そのまま日能研へ行ってしまった。
この時はまだ、2月3日の「本命校がある!」との思いが強く、落ち込んでるひまなどなかったのだと思う。
2月3日。
「今日こそは!」という思いが強すぎたのだろうか。
算数の最初の計算でつまづいたとのこと・・・。
家についたら二人で泣き疲れるまで泣いた。努力した分だけ結果がついてくることを学んでほしかったのに。
何と声をかければ良いか言葉を失っていたところ、「日能研へ行ってくる」と決意の表情。こちらも腹をくくる。
4日~6日まで気が済むまでがんばろう。
日能研から帰るといつもの顔に戻り、先生たちから貴重なアドバイスや励ましの言葉を頂いたとのことで、すっかり自信を取り戻した様だった。
結果、4日、5日とも合格を頂き、なんとか笑顔で終えることができた。
「初日で失敗しなければ・・・」との思いは残るけれど、最後まであきらめないことの大切さを身を持って体験し、初日で決まるよりも何倍も成長できたと思う。
(身も心もヘトヘトになりましたが・・・)
中学に入ってからも、壁にぶちあたったり、努力が報われないこともあるかもしれないけど、
今の気持ちを忘れずに乗りきっていってほしいと願っております。
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