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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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子供の成長

  • 年度:2017
  • 性別:男子
  • 執筆者:
2月3日は第四志望の試験が午前にあり、午後には1日校、2日校の合格発表がありました。
品川駅で試験を終えた子供と昼食をとっていると、2日校の合格発表を見に行った家内から合格の連絡があり、その瞬間息子の長かった受験勉強生活が終わりました。

第一志望だった1日校は残念な結果で、本人も学校を後にして坂を下り始めると涙が止まらなかったようです。
9月から日能研入試問題研究特別講座が始まり、日に日に合格したい、合格するんだという気持ちが強くなっていっただけに、あっけない終りにただ喪失感が残りました。

気を取り直して2日校の合格発表に足を運び、そこで待っていた家内と一緒に合格を確認し、ようやく息子に笑みが戻ってきました。
2日校も塾が主催するトライアルテストを三回も受験し、過去問も10年間やりきった学校でした。

しかしここに来るまで困難は多く、2月1日の午後は落ちることはないと思っていた学校にまさかの不合格。
一番動揺したのは私たち両親で、深夜に受験スケジュールを見直し、長期戦を覚悟して対応策を練り直しました。正直に言うと、対応策を練ることで親が平常心を取り戻したかったという気持ちでした。

2日の試験の後、家内と息子はそのまま日能研に立ち寄って、室長の先生と対応策を協議をしました。
先生からは全滅を避けるため、4日の受験校のレベルを落とすことを勧められたものの、本人は抑え校の不合格は気にしておらず、4日もレベルを落とさずチャレンジしたい、自信はある !と強く言い切ったそうです。先生も本人の気持ちを最大限認めてくださり、2日校の結果を見て4日校を決める、がんばれ !という約束をして家に戻ったとのことでした。

実は12月の最後の日能研全国公開模試が3年間で一番悪い成績であり、よい流れではありませんでした。
しかしその中でも本人が自分の力を一番信じていたのだと思います。
思い起こせば2月1日の受験が始まる前に「僕は真面目に一所懸命授業を聞いてきたから」と言っていました。
自分の力を最後まで信じて頑張った子供に、大きな成長を感じています。
第一志望は残念でしたが、むしろ本人にはこちらの方があっているのではと思っていた第二志望からは縁をいただけ、我が家の中学受験は終わりました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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