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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
娘は、普通の小学生・・・という感じでした。
勉強や行事もなんとなく楽しむといった様子でした。
そこで、何かやり遂げてみよう!!「スポーツでも勉強でも何でもいいから夢中でやってくれたら、お母さんもとても嬉しいわ。」という話しになりました。
娘は、「いろんなことを我慢してでも勉強をしてみたい、塾に行ってみたい。」と話しました。
ここから中学受験に向けて歩み出すこととなりました。

決心してからは、毎朝、計算と漢字の練習を行っていました。
これは、受験当日の朝まで休むことなく続きました。
これだけ続けてきたのだから、思いきって受験に臨もうという気持ちが母親にも伝わってきました。

しかし、北鎌倉の坂を登るごとにだんだんと緊張している様子がうかがえました。
そこで待って下さってたのがE先生でした。
あんなに寒い丘の上でどれ位の時間待機して下さってたのでしょうか。
娘はあまり表情を顔に出さない子ですが、私には、先生のお顔が見えた瞬間から娘の緊張感が和らいでいくのを感じました。
私と教室で分かれる時には、「E先生が来てくれたから頑張らなくちゃ!」と言っていました。

E先生、本当にありがとうございます。
合格を頂いた瞬間に、先生のお顔が浮かびました。
毎年、2月1日には、北鎌倉の丘を登ると、娘もこの日のことを思い出し、きりっと気持ちを切り換え、新たなことに向かっていくことと思います。

日能研を通じて多くの経験が出来たことを感謝しております。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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