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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後までマイペースなわが子との受験

  • 年度:2018
  • 性別:男子
  • 執筆者:
年長から続けてきた、なかなか進級できないそろばん教室を辞めたくて、塾に行きたい。と言ったわが子。
そんなネガティブな理由で入室テストを受け、4年生から無事入ることができました。
そんな早い時期から始めなくてもいいかな、と一時は考えたものの、結果としてはマイペースな子は早くてよかったと思っています。
知的好奇心を満たせる授業は、子どもにとって刺激的で、楽しかったようです。

途中、友達と遊びたくて辞めたいと言い出し、「じゃあ、受付に行って辞める方法聞いてきなさい。」と伝えたら本当に受付に行く始末。
そんな調子で、勉強は授業のみ、という状況が6年まで続きました。
下に小さい子がいたり、共働きということもあり、親のフォローが足りず、本当に教室の先生方にはお世話になりました。
親がすることは、家から早く出すことのみ。
家で勉強できない子に対して、日能研ができる環境を作ってくださって、感謝しています。

1月入試は1勝2敗で終わり、少しは勉強してくれるかと思ったら、言われなければ終わった試験で苦手な部分を把握して見直すこともせず、過去問も見ないありさま。
2月1日の試験日も、電車の中で定規コンパスを忘れたことに気付き、慌てて学校近くのコンビニでようやく定規だけをゲットし、ギリギリで学校に向かうことに。
最後の最後まで、スイッチが入り切らなかったようです。
それでも日特で上のレベルを選んで、遠方にもかかわらず頑張って通ったこと、辞めたいと言いながらも今回は逃げず通い続けられたこと、終わってみると褒めてあげたいことでいっぱいです。
よく頑張ってきたねと。
おかげさまで、2月の試験は全勝で早々に終えることができました。

先生方には、寒い中、一人ひとりしっかり握手してくださって、知っている先生に会えるとますます心強かったようです。
親子2代で、たくさんご迷惑をかけながら、いっぱいお世話になりました。
ありがとうございました!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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