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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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一途に思い続けた第一志望校

  • 年度:2017
  • 性別:男子
  • 執筆者:
息子は3年生の2月から(4年生時から)日能研にお世話になりました。
クラスはずっとRクラスで・・・幸い一度もクラス落ちすることはありませんでしたが、
クラスの中ではずっと真ん中あたりをウロウロ・・・といった感じでした
(6年生前期までの平均偏差値は58でした)。

第一志望の海城中学校に出会ったのは、4年生の時に行った文化祭でした。
自由と規律のバランスの良い学校・・・という印象で、生徒の自主性を重んじているせいか皆さんとてもイキイキと積極的に動いていて、息子は一目惚れしました。

最後まで第一志望がブレることなく夏期講習も真剣に取り組んで、日特も海城日特を選択し、9月以降の模試の偏差値は61~62くらい。
R4にはあと少し届かない状態でした。

1月の受験は・・・。
10日:栄東A日程→合格(東大クラスへのスライド合格ならず)
20日:市川→合格
21日:東邦大東邦→不合格

という結果でした。

思いのほか苦戦した栄東・・・。
お試しとはいえ、しっかり過去問にも取り組み、毎回合格点は越えていたのですが・・・。
そしてまさかの東邦大東邦の不合格・・・。
R4に届いていてちゃんと対策していたのに・・・と、本人もかなりショックを受けてしまいました。

海城には1日と3日両日ともに出願していたので、過去問も両日分とも6年分取り組みました。
千葉受験以降は2巡目に取り組み、80%近くまで取れるようになっていました。

1日の受験後の反応は・・・かなり厳しい表情。
理科がとにかく難しかったと。
でも算数&社会はほぼ埋めることができた!国語は分からないけど・・・とにかく全力は尽くした!・・・と。

2日は本郷を受験しました。
受験中に海城の合格発表があるのですが・・・。
息子に「絶対に、僕の試験中に先に見に行かないで!」と言われていたので、落ち着かない気持ちで試験が終わるのを待っていました。

試験後、発表を見に行く前に昼食をとりながら本郷の答え合わせをしました。
本郷は模範解答(配点付き)をくれるので、これはとても助かりました。
採点してみると確実に合格点は取れていそうだったので、安心して海城の合格発表に行きました。

「明日も出願してるんだし・・・、本郷も多分大丈夫そうだし・・・もし今日がダメでも、気持ち切り替えて明日頑張ろうね!」
と、すっかり不合格を確認しに行く気分だったので、そんな事を話しながら恐る恐る掲示を覗くと・・・。

なんと、息子の番号がありました!!!!!

あの時の光景は、今でも脳裏に焼き付いています!

最後までR4には微妙に届かないままでしたが、4年生の頃から憧れ続けた海城への強い思い、そしてとことん過去問に向き合った結果かな?と思っています。

過去問演習では、先生の厳しい指導を受け泣きながら帰ってきた時もありました。
それでも海城を諦めるとは絶対に言いませんでした。

そして、併願校についてもしっかり学校について調べ、もし第一志望が残念でも納得して通える学校を選び、こちらも過去問対策をぬかりなくやったのが勝因だったと思います。
本郷に関しては、辞退するのが心苦しくなるくらい素晴らしい学校だったと今でも思っています。

最後に・・・。
「偏差値を越えた合格」というのは確かにあります。
でも、「越えていても不合格」という現実があるのも事実です。
合格できたのは奇跡でもまぐれでもなく、最後まで真剣にその学校を想い続け努力した結果です。

数字だけ見て「この偏差値でも受かってる人いるし!」と楽観視するのは危険です。
きっとそういう人は、絶えず努力し続けたた結果合格できたのですから・・・。

息子は日能研でたくさんの刺激を受け、素晴らしいお友達にも恵まれて切磋琢磨した3年間を過ごせました。

ご指導くださった先生方、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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