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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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熱望校ゆえの緊張感

  • 年度:2017
  • 性別:女子
  • 執筆者:
2月2日、午前8時59分。
頌栄女子学院の合格発表1分前。校内の控え室で何とも言えない緊張感漂う雰囲気の中、娘の受験番号を頭の中に念じる。
思えば合格発表を現地で確認するのは人生で始めて。自分自身の高校受験の時も大学受験の時も、現地の掲示を見る事はなかった。味わった事のない現地での緊張感。自分の受験の時の方がずっと気が楽だった。
娘は手応えがあったと言っていた。合格の自信があるようだった。すごく行きたがっていた熱望校。だからこそ番号が無かった時が怖い。どうやって声をかけようか。ネガティブなことばかりが頭をよぎる。

午前9時。発表時刻。
緑色の紙で目隠しされた合格者番号の掲示板の前に誘導される。「それでは発表です」との声とともに目隠しの紙が外される。一度にきれいに外れたわけではなく、番号が見える部分と見えない部分が一瞬生じる。娘の番号あたりはまだ紙に隠されているが、前後の番号がチラリと見える。随分と数字が飛んでいる。娘の番号近くもそんなに合格者は多くなさそう。まさか・・・。

そして全ての紙が外された。何度も頭の中で念じた娘の受験番号を探す。

ある!あった!!

コートのポケットの中で拳を握りしめ小さくガッツポーズ。
番号の載った掲示板を写真におさめ、第二志望校の受験に娘を送り急ぎこちらに向かっている妻にLINEで報告。「サクラサク」。
妻からは涙の返信。実際電車の中で泣いてしまったようだ。

合流した妻と入学手続きについて打ち合わせ。必要な書類を託して、妻は娘の元へ、私は仕事へ。
昼過ぎに入試を終えた娘が結果を確認した頃に、娘にもLINEで「おめでとう!」のメッセージ。娘からは喜びのスタンプの嵐。
後から妻に聞くと、興奮で顔が震えていたらしい。おめでとう、そしてお疲れ様。こうして我が家の2017年中学受験は幕を閉じた。



2年前の入塾時、娘の偏差値は40台。頌栄を目指すなんて全く思っておらず、偏差値50前後の学校を中心に学校見学や説明会に参加していました。
しかし娘は日能研での勉強との相性が良かったのか、順調に成績を伸ばしていき、6年生ではMクラスに定着するまでに。負けず嫌いな性格で、親から言われなくても自分から勉強するタイプ。ここまで自分で頑張れる子なのだと、この受験を通して気づかされた。

6年の後半に頌栄を第一志望に決めて、自宅から1時間以上かけて頌栄日特にも参加。
偏差値もさらに伸びてきたが、さらに上の学校を目指すつもりはないらしく、あくまで頌栄一本。
10月からは自宅での過去問演習も始めたところ、いきなり合格者平均点を超えてくれて、娘も合格できる自信をつけていった。

しかし一癖も二癖もあるのが頌栄の過去問。
算数では問題数が多く、前半の難問に時間を取られて後半の簡単な問題に取り組めなかったり、国語では自由作文で書く事が全く思い浮かばず白紙で終わってしまったり。
安定して合格者平均点を超える事はできず、年度によっては合格者最低点を下回る事も。点数が悪かった年度を親子で確認してみると、計算ミスや問題の読み違えがかなりあることが判明したため、入試直前の1か月はとにかくミスを減らす事を中心に過去問演習を繰り返した。

入試本番当日。午前中の筆記につづいて、午後の保護者同伴面接。
親よりも娘の方が堂々と受け答えをしていて、我が子ながらに感心。
ここでも娘の成長を感じる事ができた。そして翌日の合格発表。

熱望して目標を定め、そして結果を勝ち取った娘の成長を誇らしく思います。
これから6年間、楽しい中高生活を送ってくれる事を願っています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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