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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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あと1点、1問の大切さ

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
息子の受験戦争は本当にあと1点、あと1問正解していたらという戦いばかりでした。
周りからは「無謀」とか「無理だよ」という厳しい意見ばかり。
個別面談でも、前代未聞。話にならないと15分くらいで切り上げたのは私くらいではないでしょうか(;^_^A

実際、受験校は志望校判定「再考、努力」ばかり。
合格ラインを超えていたのは滑り止めA校だけでした。
しかし、息子の成長を信じて、胸を張って私立に行かせたい。そんな思いで、ダメだったら大学入試でもう一回一緒に戦おうね!と約束し本番に突入しました。

志望校判定はこんな感じです。
A校 滑り止め 合格
B校 本命   努力
C校 絶対ムリ 再考
D校 滑り止め 可能
E校 大本命  再考

1月受験
初日 A 合格(ギリギリ)
B 不合格(5点、1問不足)
2日目 A 合格(特待まで3点不足)
C 不合格
3日目 A 合格(特待まで6点不足)
    B 不合格
4日目 C 不合格
5日目 B 不合格(;;)
6日目 C 補欠(1点不足)
最終日 A 合格(特待)

1月下旬、絶対ムリと言われた難関校Cの繰上合格をもらい、最強のお守りを手にいざ2月受験へ!

2月受験
1日目 D 不合格
2日目 E 合格!(やったー^^v)

結果は、平均偏差値44からの大逆転。R4 54 の学校に合格。室長からはミラクル!と

終わって気づいたことは、やはり1点の重み。ずーっといわれ続けていたケアレスミスをしないこと。の克服は絶対必要だと、1月入試が終わってから気づいたようです。
Aクラスに在籍しているお子さんは、この意識が薄いと思います。
(息子の口癖は1問くらい間違えても合格したらいいんでしょ。です)

上位クラスであっても、さらに上位校を目指す場合には同じことがいえると思いますし、みんな少しでも上の学校を目指していくとおのずとギリギリの戦いになると思います。
その時に合否を分けるのがケアレスミス。

常々言いきかせたことですが

(1)まず問題を最後まで読む
(2)計算ミスをしない
(3)単位は正確に
(4)出来るところを絶対取る

当たり前のことですが、中々できないから伸びきれないと思います。
だからこそ!これから受験を控えている皆さん、この1年を通して絶対克服してください。
最後に笑うも泣くも、この1点だと・・・
安易に考えすぎず、その1点、1問の積み重ねを大切にしてください。


※上記本文中、日能研の「志望校判定」が意味するのは<合格/努力/再考/可能>の部分になります。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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