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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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やって良かった中学受験

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
息子が日能研に入塾したのは、4年生の9月。そこから手探りの日々が始まりました。
私達親は、中学受験未経験者。従いまして、親も息子も全く軽い気持ちで踏み込んだ世界でした。その後にどんな事が待ち受けているかなんてその頃は、全く想像できませんでした。

4年生の頃は授業についていけず、又テストにも慣れずで、偏差値も平均より下でした。
5年生になり、少し慣れたとはいえ成績は相変わらずで、平均をウロウロ。

そんな5年生の秋頃、何校か行った学園祭で、息子が「ここ行きたい」と決めた学校がありました。早稲田中学校です。現状の成績と比べるとはるか上の学校、でも夢見るのはタダ。それでモチベーションが上がるならと、「いいじゃない。素敵な学校だったね」と盛り上げました。

目標が出来たからか、5年生の最後くらいからようやく成績が上がり始めました。

6年生がスタートし、4月頃担任の先生に「後期の早稲田日特を受けるには6年前期の平均偏差値58は必要だよ。だから次の模試で出さなきゃ厳しいかも・・・」と告げられたことで、息子に火がつきました。

世の中は10連休だ!と賑わっている中、GWの最後にある日能研全国公開模試に向け、ひたすら栄冠への道や各種ツールとにらめっこでした。そして何とかギリギリ平均偏差値58を超えることが出来ました。
その後、天王山と呼ばれる夏休みを経て、秋からの学校別日特が始まったのでした。

9~11月は調子がよく、R4圏内に入りそうな勢いでひょっとしたらいけるんじゃない?と家族も浮かれていましたが、そこで一緒に油断してしまうのが我が息子です。

12月で58まで下がり、最後の日能研全国公開模試も58で終わりました。
1月の埼玉受験も不安定さの残る戦績。その結果から、親はより合格の可能性のある学校への変更を検討し始めました。
1月18日の最終面談で色々なデータとこれまでの成績を見せて、本人の意思を確認するも「早稲田に行く」の一点張りで譲らない息子。それならば、もう親は全力でサポートするしかない ! と腹をくくったのです。

そして迎えた2月1日の本番。いつもより口数が少なく顔もこわばっていて緊張している様子でしたが、校門で待ち受けてくださった早稲田日特の先生に、握手されながら励まされると少しほぐれたようで、いい表情で試験会場へと入って行きました。

そして結果は?と言えば、見事合格 ! 。息子が行きたくて行きたくて仕方がなかった早稲田中に無事ご縁を頂き、我が家の受験生活は終わりました。

ここまでの経過だけをお話すると、順調そうに思われるかもしれませんが、実情は泥仕合の繰り返し。「辞めたければ、辞めれば?」と何回言ったことか・・・。わずか11才~12才の子には冷酷すぎる言葉を浴びせ、何度泣かせたことか。

「今日の弁当まずい」だの「は~?何言ってんの?」だの、えらそうなことを言われ、たくさんケンカもしました。
日能研の先生には何度も面談して頂き、その都度質問や相談を聞いてもらいました。本当にお世話になりました。

ものすごくしんどくて、犠牲にするものもあり、体力・気力がいる中学受験ですが、それでも我が家はやって良かったと断言できます。こんなに家族が一丸となって、一つの目標に向かっていけたことは、何物にも代え難い経験でしたから。

これから中学受験を控えておられる方々、悔いの残らない本番を迎えられますように。
心よりご健闘をお祈りします。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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