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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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「子どもは受験当日まで伸びます」は本当です

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
日能研の先生方には本当にお世話になりました。
娘の第一志望校から合格を頂けたのは皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。

振り返ると長い3年間でしたが、ラスト半年はあっという間に過ぎたように感じます。
「夏から本当に頑張った。」
「半年の成長をみてたよ。」
と褒めて?頂いておりましたが、その通り、小6夏前までは、やる気のない生徒だったと思います。

特に算数が苦手で、口には出さないものの
「苦手だからやりたくない」
「テストも×だらけだから見たくもない」
という嫌々な雰囲気を出す娘。
実際、塾には行くものの、振り返りもやったりやらなかったりという不真面目さでした。

成績も算数が足をひっぱり、小5後期で4科平均偏差値は48でした。
第一志望のR4偏差値は60です。無謀だと思います。
しかし一貫して第一志望は変更しませんでした。
勉強するのは本人。受験するのも本人。
これは娘の人生なので、親は応援するのみと心に決めていました。

しかし決めてはいたものの、親の心境は複雑でした。
過去問を解くと絶望します。
4科合計で7割の得点が必要なのに、冬になっても算数は2割~3割の正答率。
実は他に社会も、知識の穴だらけで似たようなものでした。
何度志望校変更を考えたことか。
先輩ママにお話を聞いてみたり、主人に「もうダメだ」と言ってみたり。

「母親は女優」とはよく言ったものだと思います。
長時間勉強を頑張る子どもに、温かいお弁当を用意する等子どもの体調管理に留意し、プリント類を整理し、スケジュールを管理し、サポートを徹底しました。

娘はというと、学校も前日まで通い、宿題もきちんとやり、塾は授業を第一に、苦手分野の演習、過去問と、毎日やるべきことをやる。
前日まで本当に頑張っていました。

受かったから言えることとは思いますが、結果としましては、無事に第一志望校から合格を頂きました。
しかも受験当日、苦手の算数は、間違いは二問のみという過去最高得点で。
なので、最後まであきらめないことは大事です。

中学受験を通して、親子ともに成長させて頂きました。
受験当日は「結果はともかく、ここまでやってこれたことに感謝。」という気持ち。満身創痍でした。
今、晴れて憧れの学校に通えることになった娘は、本当に嬉しそうです。
本当にありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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