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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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頌栄女子学院に受かるまで

  • 年度:2018
  • 性別:女子
  • 執筆者:
日能研には5年生の秋から入りました。
体育会系のクラブに入っていたので、それまでは自宅で個人学習とクラブの練習スケジュールに合わせた個別指導による受験対策をしていました。
しかし成績は伸び悩み、5年夏の大会を区切りに、受験を軸においた生活に切り替えました。
各塾の体験授業や講座を受けた結果、木のぬくもりを感じられる日能研の教室を本人が気に入り通塾することとなりました。
とはいえ最初の半年は、生活の変化に本人がなじめず、頭が痛い、おなかが痛いと何かと塾に遅刻、成績も上がらず、悩む日々が続きました。

本人の変化が起こったのは6年生になるあたり。
学校とは違う塾の勉強や、勉強に真摯にとりくむ生徒達の雰囲気、日能研の先生から聞く私学の話に刺激を受けたようで、自分は受験をして私立に行くという自覚が芽生え始めました。
そこからは不定愁訴がピタっとおさまり、塾を休んだり遅刻したりがなくなり勉強漬けの日々。
もう寝ようとこちらから声をかけても「この問題終わってから寝るからママ先に寝ていて。」と言われるまでになりました。
勉強をした分だけ成績は伸び、6年の秋には以前文化祭に行ってあこがれを持った頌栄女子学院に届くレベルにまできました。

そして迎えた埼玉の1月入試。
すべり止めととらえていた学校に落ちました。合格点からわずか1点下。
私達も本人も気が引き締まり、第一志望対策を綿密に練りました。徹底的に過去問を研究、過去約10年分をとりよせました。
第1回第2回入試10年分かける4教科ですので相当のボリュームです。
本人の勉強時間捻出のために私と夫で丸つけをしました。

そして2月1日。
面接では「自分の力をどのくらい出せましたか?」との質問に、「90%です」との堂々回答。
私への質問は「受験を通じて勉強以外でお子様が成長したところは何ですか。」私からお答えしたことは、精神面での成長。
最初は甘えがありましたが、本人が自分の力で自分の行きたい学校へ合格をつかみとると自覚してからは、自ら考え行動するようになり大変成長しました、とお伝えしました。
隣で聞いていた娘も感動したとのことでした。
今年は志願者が昨年より大幅に増え、100人定員に346人が臨み高倍率入試でした。
試験の帰り道、高輪台駅で、外国人観光客ファミリーに何かを聞かれて困っていた駅員がおりました。
そこへ頌栄生がずっとやってきて、羽田空港なら帰り道だから案内します、と颯爽と対応。
格好いいね、と更なるあこがれを持って終えた2月1日。
そして翌日、見事合格をつかみとることができました。
直前まで粘った本人の努力の結果だと思います。
これからの皆さんも最後まであきらめずがんばってください。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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