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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日特、オプション講座を受講して
入試直前、今できる事
先取りシミュレーション!入試期間中

このまま落ちてたまるか!

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:本人
2017年、4年生の後期から僕は日能研に入りました。
入り初めは難関校を狙っていたのですが、日能研のテストで、自分の実力では到底達することが
できない領域だと思い、その頃は心底失望しました。
そして、「じゃあ、中堅校はどうだろう?」と疑問が浮かんできたので、調べると、
頑張ったら行けることが判明したので、「このままのペースなら受かるだろ」と思い、
普段通りに過ごしました。

そして2年後、6年生夏期講習も終わりにさしかかった頃、そこでやっとこ気付きました。
では、そのキッカケはというと、ある日、自分の中でふと疑問が湧いてきました。
「自分の成績は志望校とどれくらい縮まったかな?」というものです。
その日のうちにくらべてみると、自分がたった今ピンチであることにやっと気付き、「
夏期講習中なにをやっていたんだ」と後悔しました。

それから半年が過ぎ、早速1月入試が始まりました。
僕は、「入試ってどんな雰囲気だろう」と思って試験会場に入ると、空気が一変しました。
さっきまでほんわかした雰囲気があっという間に重苦しさただよう殺風景な場所に移り変わっています。
そして、実力を出せる間もなく、開智中受験は終わりました。

そして結果はもちろん不合格。
不合格の落印を押されて、少しやる気が失せてしまいました。
その後、すぐ立ち直って、二校目を受けました。
ついでに、二校目は大宮開成中です。
まず、変わったのはあまり場の雰囲気にのまれなくなったので、自分の力は発揮できた気はしました。
そしてその日の夜、合否照会サイトを開いて、自分のIDパスワードを入れて、「ポチ!」とクリックすると、「残念ながら不合格となりました」の文字が浮かび上がってきて、その時はだだひたすら悲しかったし、
悔しかった。

それからというもの、あのボタンをクリックするのが嫌になりました。
また、悔しさのあまり、「このまま落ちてたまるか!」と思い、特に僕がニガテな国語は死にもの狂いでやりました。そして入試前日の夜はなかなか寝つけませんでした。
そうして、とうとうこの日がやってきてしましました。まだ太陽も昇らない、早い朝のこと、
ねむい目をこすりながら、桐光中学校に行きました。
そしてその夜、合否照会サイトを開いてみると、今回は番号が書いてある場所から自分の受験番号を探すタイプなのでドキドキしました。○×△☆□、○×△☆☆、・・・、「あっ!あった!」
探し出した時の喜びは、計り知れないものでした。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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