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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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こうやって弱点を克服しました
過去問への取り組み

海城中学校の社会で多く点を取るための対策

  • 年度:2017
  • 性別:男子
  • 執筆者:本人
皆さんは、2020年以降の大学の入試問題で求められている力は何かわかりますか。

海城中学校では、その力を育成するための様々な授業(卒業論文など)を行っていますが、中学入試では「最低限このくらいはできてほしい」という理由から、それがはっきりと形として現れている教科があります。
それは「社会」です。
海城中学校の社会の入試問題は、知識、記号問題と記述で成り立っていますが、(皆さんが想像している一般的な問題も同じように成り立っていますが)この内の記述問題が約半分ほど(80点満点中35~45点ほど)をしめています。
つまり、大学入試で必要な力、すなわち海城中学校で育成する力とは、「資料を正しく読み取り読み手に伝える力(論文を書く力)」なのです。
ですから、社会が苦手な人も、得意な人も、塾で出る偏差値だけで考えない方がいいと思います。
(あくまでも社会だけの話ですが。)

では何をやればいいのかというと、やはり「過去問」でしょう。
過去問を通して傾向をつかみ、入試問題に慣れることが大切です。
(僕自身も、塾の偏差値では届いていませんでしたが、過去問での対策により無事合格することができました。)
海城中学校の社会は、最初に長いリード文があり、その後にその文の言葉、単語に関連した問題を出題しています。
また、入試では「時間配分」を考えなければなりませんね。
(海城中学校の社会は45分で10問程度です。「なんだ、余裕じゃないか」と思ったかも知れませんが、記述で時間がかかります。その他の問題を早く確実に解いて記述にたくさん時間をかけられるようにしましょう。)
初めのリード文は、出題される問題にあまり関係ないので、読まなくても良いと思います。
これらを実行すれば、7、8割は点数をとることができると思います。
社会ばかりになってしまいましたが、本番、体調を整えて、試験に臨んでください。
皆さんが来年4月、笑顔で入学式に出席することを祈っています!!!!!!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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