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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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最後の最後まで

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
3年間の中学受験が終わりました。

6年生の5月にスランプ時期に入りましたが、なんとか夏期講習も終えることができました。
過去問を解き始めるようになった秋からまたスランプがやってきました。
第一志望校の過去問に苦戦し、受験という大きな壁にプレッシャーを感じ過ぎてしまい、何もかもが嫌になってしまいました。
先生に色々相談に乗っていただき、娘に合った勉強方法に切り替え、失っていた自信を取り戻すようにしていったところ、徐々に気持ちが落ち着き始め、1月校の受験にギリギリ間に合ったという感じで合格を頂きました。

このまま2月校に向けて・・・と思った矢先、一週間前にインフルエンザにかかってしまいました。
最後の追い込みが全くできず、ギリギリ病み上がりに受けた2/1校→不合格。2/2も不合格。
明日も同じ学校を受けても絶対受からないから行かないと泣く娘を必死で励まし、ここまでがんばってきたんだから最後まであきらめないでがんばろうと、なんとか説得し試験会場へ。

私は娘を送り出してすぐに1月校で合格をいただいた学校に行き入学手続きを済ませて娘を迎えに行きました。
全然できなかった・・・と泣き顔で出てきた娘に、埼玉の学校へ入学手続きしてきたよ!と学校の話をたくさんしたらもうその学校へ行く気満々の笑顔に変わりました。
三回目の2/4の試験は記念受験のつもりで最後までがんばってやり抜こう!と昨日とは全く変わりスッキリした気持ちで臨みました。すると、「今までで一番解けた気がする。」と言っていたら結果合格していました。
家でWEB発表を見て番号があったときは娘と抱き合い歓喜の叫び声をあげてしまいました。

結果的には同じ学校で同じ時間に3回受けるという慣れと、最後の最後で体調が戻った事もあり、最終日に完全なストレスフリーの状態になれたから、持っていた力をすべて発揮できたのかなと思います。
最後まで頑張りぬいた貴重な中学受験の体験となりました。
親身になっていただいた先生方、大変お世話になり、ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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