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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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直前の発熱

  • 年度:2017
  • 性別:男子
  • 執筆者:
1月受験の一校目がなんとか無事に済み、二校目の受験を2日後に控えた1月下旬の朝、本人が「なんだか熱があるみたいなんだけど」と言ってきました。
その時点で37.4℃なので、布団で休ませ様子を見ていたところ、体温は38℃台まで上がり、これはもうインフルエンザに違いないと、15:00頃小児科にかかりました。
しかし、インフルエンザの検査では陰性で様子見となり、翌日朝、再度受診しても検査結果は陰性で、結局インフルエンザではないということになりました。
熱は下降傾向でしたが、通っている日能研に相談したところ、「試し受験をこの状態でする意味はないので休みましょう」とアドバイスをいただき、1月受験の二校目は断念しました。

結局、3日間通常の勉強から離れてしまい、どうなることかと心配ではありましたが、本人は布団の中で好きな読み物をケタケタ笑いながら読んでいたり、普段ページをめくる暇のない学習歴史マンガを読んでいたりと、少し気分転換になったのかもしれません。
解熱後、2月1日まで1週間を切っており、本人も遅れを取り戻そうと、いつもに増して過去問などに励みましたので、親は「無理をするとまた体調を崩すから」と、むしろ抑える役に回っていました。

2月1日からの受験本番は、1日午前が第一志望校でしたが、その夜、「算数であれを間違った、これを間違った」などと思い出して不安がっていました。
「社会科であの問題に答えられたのだから多分大丈夫」と言って寝かせましたが、それでもなかなか寝付けなかったようです(本人は後で「結果が心配でまったく眠れなかった」と言っていました)。

2月2日の受験中に、第一志望校の発表で合格しておりましたので、ここで受験本番の日々は終わりました。
普段は何があっても22:30には就寝するよう、口を酸っぱくして言い続けてきましたが、それでも体調を崩しました。
原因はなんだか分かっておりませんが、やはりそれなりに重圧はあったのでしょう。
二年生の弟も「今は兄の受験が第一」と、不自由な数日間を何も文句を言わずに頑張ってくれました。

一番頑張ったのは本人ではありますが、日能研の先生方や友人、学校の友人などの周りの助けがなければ絶対に合格はなかったと思っています。
今、本人は4月からの新生活を楽しみにして毎日を過ごしていますが、このことは折に触れて本人にも認識してもらわなければならないと思っています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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