私は偏差値の届いていない学校を受験しました。
新6年生の2月、私が何より苦手だったのは算数でした。
元来泣き虫だった私は授業中泣きじゃくりました。泣いていた授業のほうが多かったかもしれません。
私は、志望校決定が早く、そして安全校も受ける予定がなく、ただ2校のために、努力しました。
ノートは1週間に1冊もつかどうか。算数だけしかやってなかっかもしれませんが・・・。
何度提出したころだったでしょうか、先生からもらった言葉は私を変えました。
「涙は合格まで取っておこう」
また、私は、最上位日特に行けず、前期日特中は、集合Mクラスを目指して頑張りました。
そして、ついに、行くことができました。
そして過去問への取り組みが始まりました。成績は悪い!悪い!悪すぎる!100点満点なのに・・・。1桁。
あああ・・・。無理だ!もう受かんない!志望校変更さえ考えましたが、やっぱり頑張りたい!毎週毎週特訓を重ねました。
ついに年が明け、1月校の入試!受かった!私は2校の合格をいただきました。
そして・・・ここから神がかってきました。
そしてついに過去問で100点!!!をたたき出しました!
1月31日からホテルに泊まり、ついにむかえた2月1日!
国語。過去問では得点源のはずだったのに、大失敗しました。
「みんな無理さ」勝手にそういうことにして気持ちを切り替えた、算数。どうにかとけて、セーフ。
社会、理科はまあまあな成績で、面接もこれまたまあまあ。
もう気にしないで2日を迎えよう。でも、気にはなっていました。
2日も乗り越え、合格発表の2時を待ちました。父が見に行くことになっており、ご飯を家で食べていましたがなかなか進みません。
2時2分。家の中に、ケータイの音が響きました。
受かった!あったよ!それを聞いた時、私の目から熱いものがこみ上げてきました。
2点からでも受かります!絶対に努力は人を裏切りません。皆さんの合格を心から祈っています。
人事を尽くして天命を待つ!最後までお読みいただきありがとうございました。
新・桜蔭生より。
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。