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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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私学との出会い

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私は6年生になって、「偏差値の高い学校に合格したい」という気持ちもなくただ嫌々勉強をやっていた。
そして、私の大好きなゴルフの試合ばっかり出場していた。
そのころの第一志望は、偏差値はそこそこ高いところにしていた。

夏休みに入って、どうにか偏差値を上げるためにゴルフとの両立をしながら勉強した。
私は夏休み学校に合格したいという気持ちは他の子より少なくて、
そのため授業は、算数・理科がおいてかれた。

ある日、お父さんがゴルフ部のある学校を紹介してくれた。
その時私は思ったのだ。「私はゴルフが大好きで中学校でも続けてプロになりたい」
その日からそこの学校を志望校の中に入れようかと考えた。
その学校は、私の目指していた学校より全然偏差値が低かった。
だから、みんなにバカにされるのではないか、1年半やってきてここに行くの?など思われるのが怖くて、
なかなか目指そうという気になれなかった。

その時、S選手がゴルフで活躍していて、「私もS選手のようになりたい」と思っていた。
私はS選手をみて、「夢に向かってしっかりやりたいことをやっていこう」と思った。
そこから勉強が楽しくなってきた。
でも自分に自信がなかった。
そして、いつもお世話になった両親に恩返しできるよう特待生になれるように
そこの学校の過去問を10年分以上やった。
これは、やっぱり担当の先生に提出するのは自信がなくて提出できなかった。

こんなことをして、私は無事特待生合格ができた。
だけど自分の周りには、もっと偏差値が高い所ばっかり受かっていて、
うらやましくて、やっぱり、ここに行っていいのかなどいろいろ考えた。
でも私は、初めてその学校に行ったとき、校内は広くてゴルフの環境もそろっていて、
運命的な出会いを感じたことを思い出して、自分にちゃんと自信を持って、前に進んでいこうと思えた。
そして今までの努力は無駄じゃないと思った。自分、よく頑張ったとほめてあげたい。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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