私は、もとは雙葉に行こうとは思っていませんでした。
第一志望はほかにあり、日特もその学校のものに行くと思っていました。
しかし、小6の6月頃に、先生から、『雙葉はどう?』と言われました。見学に行くと、雙葉に行きたい!と思うようになりました。
しかし、苦手な算数がボロボロで、育成テストで35点をとってしまったこともありました。
過去問でも点がとれず、10年分やっても2、3回しか最低点を越えたことがありませんでした。
でも、焦りを感じず、あまり真面目に勉強していませんでした。
そして、ついに1月入試を迎えました。
10日~13日では合格できましたが、14日の浦和明の星女子と、20日の市川に落ちてしまいました。
それでさすがに焦りはじめ、雙葉に受かるために約10日間必死で勉強しました。
でも、「自分は雙葉に受かるのか。落ちてしまうのではないか。」ととても不安でした。
そんな時、先生や家族、友達が励ましてくれました。それが、大きな支えになりました。
31日には、「受かる気しかしない」と思うほど自信にあふれていました。
2月1日、自分なりに全力を尽くすことができました。
しかし、理科が難しく、国語ではケアレスミスをしていたことが分かり、昨日までの自信をなくしてしまいました。
落ちる気しかせず、じっとしていられなくなった私は、塾に電話しました。
そこで、「確かに今年の雙葉は難しかった」と言われましたが、不安は消えず、あまり眠れませんでした。
2月2日、私は大妻中学校を受験しました。大妻から雙葉まで父と一緒に歩いている時も落ち着きませんでした。
父もまだ合否を知らないようでした。雙葉の前では母と弟が暗い顔で待っていました。
私は、掲示の看板をはじめのほうから順に見ていきました。私の受験番号は遅いのに、わざと始めから見ました。
そして、
「あった!!」
私は叫びました。膝がふるえていました。「おめでとう」と言って母が合格証をくれました。
すぐに先生に連絡しました。先生も喜んでくれました。
あまり実感がわかなかったけど、とてもうれしかったです。
2日の大妻にも受かることができ、3日の元第一志望校、学習院女子にも合格できました。
私の中学受験は、とてもいい形で終わりました。
自分の番号を見つけたときの感動は、今でも忘れられないです。
支えてくれた塾の先生、家族、友達全員のおかげで、私は合格できました。
本当にありがとうございました。
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