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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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「勲章」

  • 年度:2016
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私は、第一志望、第二志望の過去問は10年分解きました。
第二志望で合格最低点を超えることがあっても、第一志望で超えることはありませんでした。
それだけでなく、自分の得点と最低点との差は、なんと50点もありました。
その学校の得点は、国語100点、算数100点、社会50点、理科50点の300点満点。
50点も足りないということは6分の1も足りないわけです。
補おうたって無理がありすぎです。
MY NICHINOKENで何度「再考」といういやな文字を見たことでしょう。

それに、足りなかったのは得点だけではありません。
私の偏差値は第一志望に8も足りないのです。
母に「ビリになるの恥ずかしいから、受けるのやめれば」とか、「どうせ、受かる確率0%でしょ」などと、言われたこともありました。
いま聞けば私を本気にさせるためだったらしいのですが、その時は、そんな母の言葉を私は信じてしまっていました。
しかし、そんな時私は、「絶対合格して、びっくりさせてみせる!」と、思ってみたりしました。
そんな風にして、あきらめませんでした。

第一志望の学校の試験日は2月2日。
私の試験中に第二志望の結果を母が見ました。
結果は合格。
試験が終わり、結果を聞きとてもうれしかったです。
それに加え第一志望の結果は、試験中本気でやったから、どんな結果になっても受け止められる、と思いました。

次の日 結果発表。
「来た意味がない、とはなりたくない」と思いました。
掲示板を見て、合格のほうに番号はなく補欠でした。
連絡がないため第二志望の学校へ進学しますが、
第一志望の補欠は、自分の居場所を教えてくれた私の「勲章」です。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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