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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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私の勝因と敗因

  • 年度:2020
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私の1月受験は栄東Aでした。受験前はきっと受かるだろうと思っていましたが、実際はあまり手ごたえを感じませんでした。
いくら何でも受かるだろうと合格発表を見ると不合格でした。予想以上にショックでした。
さらに悲しかったのは、同じ試験を受けた子の合格短冊を日能研で見た時です。
その時、一校でも受かるまで短冊は見ないと決めました。

そして、敗因を考えてみました。栄東の過去問は2年分取り組みました。
共に合格最低点を超えていたので安心してしまい、きちんとふり返りを行っていませんでした。
どういう時間配分か、どういう問題構成かなど・・・。最大の敗因は国語。
夏期講習後に成績が上がり、
冬休み前までも安定していたのであまり勉強せず、それが、出てしまったのです。
また、社理の基本知識がおろそかで全然点が取れないことなどが敗因です。

この結果を受けて、全科目、本気で勉強しました。そんな中、父が、「栄東Bを受けよう」と言ってきました。私は、これも落ちたら完全自信喪失すると思い、あまり乗り気ではありませんでしたが、Aの屈辱を果たすためにも、Bを受けることにしました。
結果は合格。勝因は、社理の基本知識をメモリーチェックで確認し直し、国語の時間配分など戦略を練り直したからです。これで安心して、合格短冊を見ることが出来ました。
しかしこの合格でその後、全然集中して勉強していませんでした。

そんな中迎えた2月1日。フェリス女学院を受けました。しかし不合格。
敗因は、国語です。例年と問題傾向が違う気がしたため、焦ってしまったのです。
何とか算数はできましたが、社理も国語の不出来を引きずり、全然できませんでした。
最大敗因は気持ちです。当日の朝、完全に周りの空気に呑まれてしまい、目が泳いでしまうなど、完全に気持ち・メンタルで負けていました。

2日は洗足学園を受けました。またも不合格。
敗因は、若干、周りの空気に呑まれていたこと、国算はまあまあの出来でしたが、
苦手な社理ができなかったこと、そして、昨日のフェリス女学院の不出来が全体的に足を引っ張ってしまったことです。

3日は鷗友学園。結果は、合格でした。
鷗友学園の過去問はあまり手が回らず、1回も合格最低点を超えていませんでした。
しかし、「ここで落ちたら私は地域公立中になってしまう。それは絶対嫌だ。何があってもここに受かる」
という思いがあったからです。その思いを今まで記述を書ききったことのない国語にぶつけました。
そのいい流れが算数、そして苦手な社理にも影響したことが勝因です。
また、算数は100点?というくらいできました。

5日は洗足をリベンジで受けましたが、鷗友学園の合格で舞い上がってしまい、実力を発揮できず、不合格でした。

この受験で感じたことは気持ちが合否を分けるということ。
この学校に入りたい!という気持ちが強いと受かるし、私のように興奮状態になると落ちてしまいます。
これから受験する皆さんも最後まで志望校に入りたいという思いを持ち頑張って下さい。 
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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