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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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中学受験って素晴らしい!!

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:
我が家は年子の兄弟なので2年連続の受験になりました。
長男の受験結果が出たとき、二男は既に新6年生が始まっており、一息つく暇もなくまた受験生のいる家族としての生活が始まっていました。

長男は長男、二男は二男と思わなければいけないのでしょうが、やはり直前に長男が体験した1年と二男の新たな1年が重なり、様々な面で比べてしまいます。
もちろん参考になることはたくさんあるのですが、私にとっては2度目の受験です。
ついつい慎重になったり、様々なことの取捨選択を勝手にやってしまう私に二男は歯痒い思いをしていたと思います。
志望校決定の時期を迎えた11月、長男の時の経験を踏まえ、やはり私は安全圏を求めてしまい、
1日は合格できそうな学校を・・・と考えていました。
そんな私に二男は2月1日~3日までの受験校を自分で決め申し出てきたのです。

私がこういうパターンはどう?と提案しても自分の意見を曲げません。
心配ではありましたが、受験をする当人が「絶対にここを受ける!」という固い意志がある以上、
こちらとしてはもう見守るしかありません。
それからの日々、二男の勉強に対する姿勢はびっくりするほど変わりました。
過去問や苦手分野の克服など自分で計画を立て、確実にこなしていきます。
1月に入ると苦手な朝も5時に起き、新聞を読んだりニュースを見たりと工夫していました。

そして迎えた2月本番。残念ながら二男が恋焦がれた第一志望の学校からはご縁はいただけませんでした。
とても悔しく辛かったと思います。
でもひとしきり涙を流した後、「○○中学(第二志望の学校)に行くよ!!」と明るい顔になっていました。
自分で決め、夢に向かって突き進んだからこそ、その結果を正面から受け入れることができたのだと思います。
中学受験は二男をとても大きく立派に成長させてくれました。

我が家の2年間に渡る受験はとても大変でしたが、ふり返るとやはり「中学受験をさせて良かった!」という思いしかありません。
こんな貴重な経験ができ、息子たちの成長をしっかりと感じられたこと、大満足です!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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