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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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娘の伴走者を終えて

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
私も妻も中学受験の経験がない中、漠然と娘が中学受験する可能性がありそう、ということで日能研生活が始まりました。なんとなく娘との相性のよさから私が娘の勉強を見ていくと決め、3年生から受験本番の付き添いまで、娘の伴走者として、一緒に戦ってきました。
娘の幼さや、苦手な問題につまずき→やる気ダウン→ふてくされる姿に「受験辞めたら?」、「ムリして嫌な態度でやるなら、そんなの辞めてしまえ」などなど、数え切れないくらいに娘のテンションを落とす行為をしてしまい、自己嫌悪に陥る・・・親としての器の小ささに悩み苦しんできたなぁとつくづく思います。
そんな状況で泣いて笑ってを繰り返しながら、娘が少しずつ成長していく中で、伴走者の私が最後は娘にリードされてしまうなんて思ってもみなかったです。

2/1AMの第一志望校の試験を一週間前に控えた週末、過去問をやって採点をしていたところで、ふと娘が「私、2/1で受験が終わると思う。2/1AMで合格がもらえる自信がある!」と言い出しました。正直なところ、過去問では合格最低ラインに届くかどうか・・・という状況であり、志望校判定では20~50%程度・・・なんでそんな自信に満ちた発言を?という感じだったのですが、その後、試験日に近づくにつれ、親の方がビクビクしていく中で、娘は至ってクールでした。前日の1/31夜になんと妻と娘が泣きながらのケンカ・・・これはもう終わった・・・と半分あきらめそうになりましたが、なんとか娘をなだめ、当日朝に一家で団結→円陣を組んで、妻が感極まって涙・・・、「お母さんは感受性豊かなんだね」と、娘と笑いながら試験に向かいました。

2/1AM・PMと試験は終了しました。娘本人は、「一応全部書けたけど・・・どうかなぁ」とよいとも悪いとも言えない反応でした。まぁダメでも2/3に再トライすればよいと思いました。まずは翌日の押さえ校で合格をと切り替えていたところ、23:15にインターネットで「合格」の表示を見て、最後に(も)妻と娘は泣いていました(笑)。私の伴走者の役割は無事に、しかもハッピーエンドでした!
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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