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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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正しくない親と、眠るカメ。

  • 年度:2018
  • 性別:女子
  • 執筆者:
娘には幼い頃から持病があり、入退院を繰り返し、満足に学校に行けない時期がありました。
5年生の夏休みも終わり、持病の発作も落ち着いた頃、学校の夏休みの宿題で小数点の引き算が全く出来ず塾を考え始めました。
日能研の全国公開模試に申し込むと、体験授業のお誘いのお電話を頂き、そのまま入塾させて頂きました。
実は中学受験専門塾とも知らず、5年生後期からは応用がスタートするとも知らずに・・・。親の無知は恐ろしいものです。
入塾してからは偏差値30前後の日々が続きました。

ある日、塾が終わり車に乗り込んだ途端「樹形図がわからない。みんなわかるって手を挙げているのに私だけがわからなかった。」と言い涙を流しました。
学校調べから始まり、学校見学・体験授業、全てが遅すぎるスタートでした。
娘に謝り、あなたは出来ない子ではない、無理な環境に置いてしまった私のせい、辞めてもいいよと、何度伝えたことか。

強い思いもなかったのに中学受験をして良かったのか、前向きな性格を壊してしまったのではないか・・・頭が痛い、目が痛い、それでも塾に行きたいと言う。
帰宅が遅く、食事も一緒に囲めず、でも学校行事も一生懸命に取り組む娘。限界を感じました。娘を正しい方向に導きたい。幸せになってもらいたい。
でも、何が正しいのかもわからなくなり・・・。正しい親ってなんだろう・・・。
中学受験は親としての未熟さに向き合う日々でもありました。

ウサギとカメで例えると、我が家はカメなのに寝ているような、そんな競争でした。そんなカメも時に親に引きづられながら、ゆっくり前に進みました。
第一志望入試日の朝、「今まで二人三脚で走ってきたけど、(どちらかというと引きづられてきたけれど・・・)ゴールテープを切れるのはあなただけだよ。ゴールで待っているね。」
そう伝えました。

結局カメ・・・いや娘はずっと一番下のクラスでしたが、最後は一番前の席で終わり、偏差値以上の中堅クラス中学に合格することができました。
樹形図で泣いた以来の涙を流して。

担任の先生は娘の能力に合わせた基礎固めを徹底し指導して下さいました。
応用に取り組みたくなる気持ちもありましたが、何よりも基礎が大切だったのですね。
受験1ヶ月前に志望校を大幅に変更したにも関わらず、全く問題ないと調整してくださり、担任の先生の正しさに導かれ、良い結果を得ることができたと思っています。

中学では念願だったみんなと同じスタートに立つことが出来ます。ありがとうございました。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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