私は受験の前日は全然緊張しませんでした。
けれど、本番の日、受験会場に近づくにつれ、だんだんと緊張していきました。
私は本当は緊張していたけれど、自覚していなかっただけでした。
そして、最初の科目が始まった時、緊張はしなくなりました。
なぜなら、問題用紙と解答用紙が机の上に置かれ、チャイムを待っている時、
「できる!」と自信を持っていたからです。
自分に自信を持って、その日を挑みました。
けれど、午前午後二つとも合格できませんでした。次の日も二つとも不合格になってしまいました。
けれど私は自信を失いませんでした。自信を持ち続けて、一校だけ合格することが出来ました。
実は私は、1月入試も二つ受けたうち、二つとも不合格でした。一つはあと1点足りず、不合格でした。
だから、その一校だけの合格は私にとっては人生初めての「合格」でした。
自信を失わなかった自分を、心の中で気が済むまでほめました。
「合格」という言葉は、自信を失わなかった人に与えられる言葉だと感じました。
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