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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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日能研の学習・受験相談
こうやって弱点を克服しました
過去問への取り組み
日能研が心の支えになった
友だち・仲間

合格を信じて

  • 年度:2018
  • 性別:女子
  • 執筆者:本人
私は第一志望の女子学院に合格しました。

日能研に入ったのは4年生のときで、クラスは3つある内の真ん中でした。
読書が好きなためか国語ははじめから得意だったのですが、
算数はちんぷんかんぷんで小数の計算でつまずくほどでした。
4年生のときに女子学院のマグノリア祭を見に行き、第一志望になりました。

5年生になり、クラスが一番上に上がりました。
しかし、やはり算数でついていけず
算数の先生には「計算ミスが多すぎます。」と言われました。
泣きながら栄冠への道をやったことも多くありました。
ですが、必死に授業の復習をし、「計算と一行題」を正解するまで解いていくと少しずつ算数の成績は上がり、1列目に座れることも増えていきました。

そして、6年生。
成績は全体的に確実に上がっています。
6月の外部会場での模試では初めて女子学院のR4をとることができました。
夏期もメモリーチェックを毎日やり、算数は前期テキストのやり直しをしました。
淡々と課題をこなしていただけのようでしたが、着実に力をつけていくことができたと思います。
9月から過去問が始まりました。
女子学院の算数をやってみると、なんと39点。
その後も他の年度をやってみますが、点数は下がるばかり。
3年目に、ついに24点まで点数が落ち込んでしまいました。
見直しをすると、計算ミス(まだ直っていなかった)、読み間違い、勘違いなどで大量に点を落としていました。
とにかくそのような変なミスで点を落とすことがないよう対策をしていくと、
その次の過去問では50点に急上昇、10年目に65点がとれました。
年末年始も毎日勉強し、1月入試の対策もして、ついに入試スタート。
1月入試では、全勝。第二志望の女子校にも合格して、自分が本番に強い方だと分かりました。
1月入試が終わってからは、とにかく女子学院にむけての勉強をしました。
算数の過去問をやり直しふくめ10年、もう一度解きました。
6~7割とれるようになり、自信になりました。

そして、本番。
校舎の中に入ってもあまり緊張せず、出題も面白くて、なんだか女子学院に呼ばれているような気がしました。
だから試験が終わったとき、まだ油断できないと分かっていても、面接がまだ終わっていなくてもなんとなく大丈夫な気がしていました。
翌日、他校の受験を終えて女子学院の発表を見に行きました。
大丈夫な気がしていても緊張し、吐きそうになりながら見た合格者掲示。
私の番号はありました!
3年間憧れ続けた学校についに合格したのです!
母は、泣いて喜んでくれました。
仲のいい友達も合格していて、一緒に合格を喜びあいました。

私の中学受験は、最高のかたちで幕を閉じました。
それは、本当に家族や先生、友達のおかげだと思います。
ありがとうございました。
そして
後輩の皆さん、
今まで書いたように、わたしは6年生になっても(入試直前まで笑)計算ミスが直らず、
過去問で、えっこれ何点満点、といいたくなるような点数を叩き出して他の人の目で見れば女子学院合格なんて到底無理と思われる受験生でした。
でも、最後まで合格を信じてきたことで第一志望に合格できました。
どんなに模試や過去問の結果が悪く、自信を失っても絶対に自分の合格を信じ続けてください。
合格を信じ、最後まで力を出し切れば、きっとご縁のある学校に進学できます。
頑張ってください。応援しています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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