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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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聖光合格への備忘録~偏差値58からの大躍進~

  • 年度:2018
  • 性別:男子
  • 執筆者:
長かった中学受験が、第一志望の聖光学院への合格という最高の結果で幕を閉じました。

息子の6年時の平均偏差値は60.8でした。最後の公開模試では58でした。
思い返せば、この時点では、電流、N進法の計算、生物など穴が所々散在していたため失点が多かったです。
それらは過去問や合格力ファイナルの授業で埋まっていきました。
最後の穴は教えてはもらえません。自分自身で気付き埋めるのです。
最後、合格にどの道が正解なのかは教えてもらえません。手探りで息子と、息子の誤答、息子の傾向と向き合い、母が手綱を引きました。もちろん日能研で基盤を整えていただいていたからこそ、できたことではあります。
以下に、最終公開模試偏差値58から聖光の合格を掴むために、息子に有効だった取り組みを記します。
どなたかの追い込みに参考になればと思っています。

【理社】1月になり理社の穴はぼぼ埋まったので、社会は時事問題の比重を高めました。1月校の問題も授業で取り組みますし、重大ニュースの巻末にも用語集が載っていますが、それだけでは足りません。早い時期からニュースをよくみておくことが必要です。入試では、ビットコインをピットコイン、メディアリテラシーをリデラシーと誤答してしまいました。
理社の過去問は最高の穴チェックです。志望校の傾向に合わせてできるのですから効率も良いです。5校10年分やり、間違えたところは都度メモリーチェックなどで確認し、知識を定着させました。

【国語】過去問はもちろんですが、日能研で配られる漢字語句のプリントを毎朝時間を決めてコツコツと取り組みました。何度も間違える漢字は単語帳アプリを使って定着させました。

【算数】第一~第三志望校は10年分2~3周、上手くファイリングしておくと、
毎回間違える問題などが抜き出しやすく、最後はそういう問題だけを選んで取り組みました。
その他、毎朝、登校前には算数の過去問に取り組みました。理社を早めに仕上げて算数の問題を解きまくりました。
毎日ペースを乱さず、母が進行管理をし、時に修正しながら進めました。
過去問の合格最低点を上回るようになってきたのは1月中旬頃、偏差値の差は気にならなくなりました。
何よりも「聖光の第一回、第二回の算数の問題を全て解いた」という経験をし自信を持つことが出来たのが大きかったと思います。
第一回目は不合格でした。ふり返りで落ちた理由が分かったので、次は行ける、と確信し挑んだ第二回、無事に合格をいただくことができました。
聖光の問題は易しくないですが努力を裏切りません。
理社さえ仕上がっていれば算数の踏ん張り次第です。
あとは、問題を良く読むこと。最後まで言い聞かせてください。
頑張れ日能研生!!踏ん張れ日能研生!!
ご健闘を祈願いたします。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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