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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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やる気スイッチいつ押すの?

  • 年度:2018
  • 性別:男子
  • 執筆者:本人
僕は、最初受験を軽く見ていた。

4年も5年も6年生の時でも、やる気のスイッチがなかなか入らなかった・・・。
5年生の時の夏に上のクラスに一度いったのに、テストで結果を残せずチャンスを逃してしまった。
それなのに悔しさもあまり感じず、時間だけが過ぎていった。

志望校は、千葉の東邦中。ここの文化祭などでみた広大なグラウンドでサッカーをしたいと思ったからだ。
しかし、最後の全模試の結果は55。
R3にも届いていない偏差値、だけど自己推薦にも挑戦した、結果はもちろん不合格。
それでも落ちて当たり前だと思っていて、やはりスイッチが入らず。
そんな自分にいらついた。
何でやる気が入らないのかを考えた。
合格した後の自分をうまく想像できずに、モチベーションをアップすることが出来ないからなのか。

1月の受験はまず試しに地方にある学校を受験して合格。
○をもらうことがとても嬉しくほっとした。
しかし、得意だと思っていた算数が5割もとれていなくて、とてもショックを受けた。
そこから徐々に算数を重視し、勉強をするようになった気がする。

そして20・21・22の千葉御三家をうけた。しかし結果はすべて不合格。
さすがに22日は過去問の点数的に合格すると思っていたのでかなりのショックを受けた。
さらに、学校でも友達が受かったと知り、ものすごく情けなく感じた。
僕はここから火がついた。そしてもう二度とあの悔しさは味わいたくないと心に誓った。

この日からは死に物狂いで勉強した。
そして志望校に本郷を加えた。それでも偏差値は届かないので努力をするしかないと思った。
もちろん東邦中をあきらめたわけではない。
特に算数に時間を割いた。僕は今までこれほど勉強したことがなかった。

ついに迎えた2月1日。
受け終わったとき、今までやってきた算数が全然できなっかたので「あ、受からなかったかもな」と感じた。しかし、自己採点をしたら算数以外が出来ていた。
当日、お母さんが結果を見に行った。7時に急に電話がかかってきた。すると母が泣きそうになりながら「受かったよ」と言った。
ぼくも、ものすごく嬉しかった。今までの努力が実ったのだ。

そして僕はこの受験で努力して成功する嬉しさと、諦めなければ必ず成功するという事を知りました。
皆さんはもっと早くやる気スイッチを押して、諦めないで下さい。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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