私は、とにかくあきらめないことが大切だと思います。なぜなら、最後まで何がおこるか分からないからです。
入試の一日目、私は午前に第一志望校を受けました。その学校にクラス担任の先生が応援に来てくれて、とてもびっくりしました。一時間の国語の時間で、「始め」の合図で解答用紙を取ったら問題用紙まで出てきてしまってページがバラバラになってしましました。私は、パニックになって解答用紙をすべてうめれないまま終わってしまいました。「どうしよう。」という気持ちを最後の理科の時間までひきずって、手ごたえのないまま終わりました。
二日目もその学校を受けに行きました。一日目の失敗を直して次に生かそうと思い、解答用紙をゆっくり取ったりして解答用紙をすべてうめました。ですが、その日も落ちてしまいました。だが、もう一度チャンスがあり、最後の試験の2月4日は作文などがある形式が少し違う試験でした。その試験の対策をあまりしていなかったので2月3日に急きょ塾で対策することになりました。この時に母や姉から「この試験はあなたのために作った問題だと思いなさい」と言われ、前向きに考えることが出来たため、頑張ることが出来ました。
その日は朝から塾に行き、お昼にちがう所の試験を受けに行って、また21:00まで塾で対策をしました。そして、当日の2月4日の朝は「昨日こんなにやったから大丈夫!」という気持ちで試験会場に行きました。その日は定員募集30名のところに200人近くの人が受けに来ていてびっくりしました。そして、試験が終わり、自分の中では、「正解、不正解は別として、悔いのないように終われた」と思いました。ですがその日も落ちてしまいました。そんな中でも母や姉は「この学校には縁がなかっただけだよ」となぐさめてくれました。
ところが、その5日後、その学校の繰り上げ合格の報告がきました。最初、私は信じられませんでした。この合格は最後までつきっきりで見てくれた塾の先生たちと家族のおかげだと思います。本当にありがとうございました。
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