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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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不安・挫折に勝って得られた神大合格

  • 年度:2020
  • 性別:男子
  • 執筆者:本人
ぼくは、3年生の頃から神大の文化祭を毎年見に行っていた。
初めて行ったとき、雰囲気の良さや校舎のきれいさ、敷地の広さに圧倒された。
しかし、まだ塾にも通っていなかったので、本当にここを受けるということすら想像していなかった。

3年生の2月、塾通いスタート。
受験をするのかすら分からないまま、のんきに、楽しく通っていた。
いざ5年生になると、志望校選びも本格的に始まり、勉強も急がしくなってきた。
だけど、なんとかついていこうとした。

6年生になった。
さらに勉強も大変になって、だんだん嫌になってきた。
特に大事な夏期講習では受験生とは到底思えないほどの勉強量だった。
あっというまに夏期講習が終わり、合格判定テストが始まった。
9月、10月には偏差値58ぐらいをキープしていたのだが、ついに11月、夏期に勉強をしなかったつけがまわった。
なんと偏差値52.4。
約6も落ちてしまった。
試験の後、自分はかなり落ち込んでいた。

しかし、それをきっかけに、11月から朝勉強する習慣をつけ、過去問も1日2つは少なくともやるようにした。
その結果、成績も順調に上がってきて、その波に乗ったまま1月校と受け、一つは合格できた。
調子がいいまま過ごしていったが、入試4日前の火曜日、黄色信号に変わってしまった。
風邪を引いてしまったのだ。
始めは大丈夫だろうと思ったが、治りが遅く、かなり不安になった。
特に入試前日は一生懸命休んだ。体温は35.9℃。
平熱に戻った。
そして、午前午後両方受けることができた。

2月1日はかなり早く寝て、2月2日の神大A日程の試験に備えた。
2月2日起きてみると体調は万全で、かなり良かった。そのいい状態で試験を受けた。
試験が終わったとき、かなり手応えがあった。
しかし、不安な気持ちもあり、複雑な心境のまま午後入試を受けに入った。
2月2日も早く寝た。
2月3日、目が覚めてすぐA日程の結果が気になった。
両親がにやついていたので、多分大丈夫だろうと思った。
ついに結果を見た。
結果は「合格」。
そのときは、ぼくは受験をしてこういうことを知った。
「努力は必ずいつか実を結ぶ」ということを。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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