私は、5年の4月になんとなく「塾に行きたい!」と思い受験を始めた。
このときの私は受験の厳しさを全く知らなかった。
そして1月受験!
1月10日は合格することができた。うれしくてたまらなかった。
けれど、1月20日は一回合格して調子に乗ってしまって不合格だった。
自分の番号が無く、悔しくて悔しくてたまらなかった。
ここで私は初めて「挫折」を知った。
けれどここであきらめてもだめだと思い1日気分を切り替えるために遊びに行き、その日の夜から2日間猛勉強した。
そして1月24日になった。
ずっと国語が始まるチャイムがなるまでドキドキしていた。
家へ帰って合格発表を見た。すると番号があった。すっごくうれしかった。
その後は、2月1日の第一志望合格に向けて猛勉強した。
もう1月20日のような悲惨な状態にならないように・・・。
待ちに待った2月1日がきた。
校門をくぐる時、周りにいた受験生たちが全員自分より頭が良く見えた。
そして始まりの地獄のチャイムが鳴った。
国語や算数は上手くいった。けれど社会や理科は少し空白が多かった。
そしてドキドキの合格発表。家族で見に行った。そして自分の番号をさがした。
「あった。」私が自分でみつけた。
声が出なくなるほど喜んだ。父と母は泣くほど喜んでくれた。人生で一番うれしいと思うほどだった。
この受験で「挫折」を学ぶことができてよかった。
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- 今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。