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親と子の栄冠ドラマ -中学入試体験記-

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中学受験をしてよかった

  • 年度:2019
  • 性別:女子
  • 執筆者:
うちは夫婦で地方の出身なので、東京の中学受験については「子どもが可哀想」というイメージしか持っていませんでした。
娘は超マイペースな子。小学校では、時間割で動くことが大変で、受験からは一番遠いところにいると思っていました。2年生の冬、友達に誘われ、テストを受けに来たのが日能研との出会いです。
そこで行われていた保護者会で、私立中学校は、学校ごとに特色のある教育をしていることを知りました。
テストを終え、笑顔で「楽しかった」と戻って来た娘を見て、もしかしたらこの子も、公立より私立の学校のほうが良いのかもしれないと思ったのが入塾させた理由です。

私立を視野に置くようになった私でしたが、娘に無理な勉強をさせるのは嫌でした。3年生の間は、週に1回の通塾のみにして、夏期講習などはお休みにしました。
一方で、スタッフの先生からアドバイスをもらい、学校探しを始めました。
のんびり少人数で面倒を見てもらえる学校が良いと考え、そういう私立の学校を中心に見学に行きました。
私立の学校は、足を運ぶとどの学校も魅力的でした。自分が東京の人間ではないので、偏差値やイメージも気になりません。まっさらな気持ちで学校見学や説明会に行くことができました。

親は「何が何でもこの学校へ」という考えがないので、娘は受験のためではなく純粋に勉強を楽しむことができたようです。知的好奇心が満たされ、塾の日はいつもご機嫌な娘を見て、塾に行かせて正解だったと思いました。
日能研で一番ためになった行事は、Nフレンズです。
中学1年の卒塾生が話を聞かせてくれるのですが、どの子も立派で驚かされました。
特に心を打たれたのは、第一志望ではなかった学校に入った子が自分の体験を聞かせてくれたことでした。
塾からは、デリケートなことは聞かないように通達されているので、当然こちらは気をつけながら話を聞くわけですが、子ども達は、入学した学校が第一志望ではなかったことも、きちんと自分から説明できるのです。
その子自身が強く賢い子であること、保護者の方が素晴らしいこともあると思いますが、
ここに日能研の指導の成果が出ているのだと思いました。受験には、合否がつきものです。子どもが不合格になった場合、立ち直るのが難しいのでは?それが一番の心配事でしたが、希望通りにならなかった子が前向きに中学校生活を楽しんでいる姿を見て、自分が納得するほど頑張れた子は、どこに行っても大丈夫なのだと安心しました。

それからは、親が学校を決めるのではなく、娘本人に好きな学校をみつけ納得できる受験を経験させることが、私の目標になりました。
日能研は、偏差値だけではなく、生徒の個性を重視した助言をしてくれます。
私がイメージしていた中学受験は、辛い個人戦でしたが、娘がしている受験は、友達と頑張って楽しむチーム戦のようでした。多くの学校から娘が選んだのは、女子学院中学校です。
受験当日も、合格発表の日も、Nバッグを背負った子達と、笑顔で励まし合い、喜び合う様子を見て、日能研で学べた娘は幸せだと思いました。
小学校の授業だけでは知らないまま通り過ぎたはずの、娘の得意分野・不得意分野にも気づけました。

中学受験を通して、私自身、娘をどうやって育てていきたいかを深く考えることができました。
日能研の先生方には、娘の成長を温かく見守っていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
受験が終わりましたが、娘は中学校でも、日能研で仲良くなったお友達と、楽しい生活を送ってくれるだろうと期待しています。
今後も寄せられたドラマを、各カテゴリーに随時アップしていきます。
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